栃木県職種一覧
薬剤師
医薬品・医療機器等製造業や薬局などの監視指導、麻薬・覚醒剤の取締り、食品・生活衛生監視、食品・医薬品の検査研究などの業務を行います。
主な勤務場所
薬務課、生活衛生課、健康福祉センター、保健環境センター
職員インタビュー
公衆衛生等の様々な分野で力を発揮
保健福祉部県南健康福祉センター 総務福祉部総務企画課
入庁年度
平成24年度
異動経歴
H24~ 保健環境センター食品薬品部
H27~ 薬務課温泉薬物対策担当
H30~ 生活衛生課食品安全推進班食品衛生担当
R4~ 現所属
Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。
良質な医療提供体制を確保するため、医療機関に対して医療法に基づく検査・指導を行っています。また、県民に対し、必要な保健福祉サービスを提供できる体制づくりを推進するほか、住み慣れた地域で必要な医療を受けることができるよう、介護との連携を含めた在宅医療の推進を図っています。さらに、地域における健康危機管理の拠点として、医療機関との連携を強化し、災害医療体制の整備を行っています。
職場は、気軽に仕事の相談ができ、明るく、とても働きやすい環境です。
Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。
保健環境センターでは、汚染物質等の調査研究のほか、食品中に含まれる残留農薬等の検査に取り組みました。薬務課では薬物乱用防止活動として、学校等で講演、啓発資材の作成配布など、また、薬物依存症対策として、回復を目指す再乱用防止教育などを実施しました。生活衛生課では、食品衛生法の改正に伴う県条例の改正や計画の策定等、食品衛生に関する業務に取り組みました。
Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。
県民の方々から相談を受ける中で、的確に応対でき感謝されたときは、とても充実感があります。薬剤師としての知識を直接生かせる機会もありますが、様々な職種の仲間と関わりながら幅広い業務を経験することができ、自らのスキルアップにつなげられることは県職員の大きな魅力だと思います。
Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。
各都道府県の薬剤師が集まる研修に参加したことです。3週間にわたる研修で、課題に取り組み、グループワークや施設見学、試験など充実した研修でした。この研修に参加した全国の仲間とは今でも連絡を取り合い、業務で困ったことや、各都道府県での取組状況など密にやりとりしています。おかげで、困難なことでも果敢に挑戦できるようになりました。
Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。
民間で働く薬剤師は、病院、薬局、製薬会社で薬を直接取り扱い、患者と接する機会が多い専門職ですが、県職員の薬剤師は、薬事、食品衛生、生活衛生、環境衛生等の様々な分野に配属され、公衆衛生の向上を図り、県民の安全・安心な暮らしを支えています。
Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。
業務上、法律や政省令等に基づく説明をすることが多いので、根拠を明確にして、かつ、専門用語を極力使用しないで分かりやすく説明するようにしています。また、自分一人では解決できなさそうだと感じたときは、上司に相談したり、担当で共有したりして、迅速に対応することを心掛けています。
仕事以外の生活について教えてください。
休日はドライブでリフレッシュすることが多いです。栃木県は観光スポットが多く、泉質の異なる温泉が点在しているので、湯巡りもしています。
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