栃木県職種一覧

行政

各種施策の企画立案や、予算編成・執行、庶務などの内部管理業務から、各種事業の推進、県税の賦課徴収、公共事業の用地交渉、許認可などの対外的な業務まで様々な分野で幅広い業務に従事します。

主な勤務場所

知事部局・教育委員会事務局・企業局等の本庁各課、出先機関、県立学校

外部機関とのリモート会議
観光プロモーション
移住・定住に関する相談会
防災図上総合訓練

職員インタビュー①

とちぎの商業・サービス業を支えます!

 

産業労働観光部 経営支援課 商業活性化担当

入庁年度

令和6年度

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

 県外の大学に進学したことで、改めて地元栃木県に魅力を感じ、多くの人に栃木県の良さを知ってもらいたいと思うようになったことが、県職員になろうと思ったきっかけです。また、県職員は幅広い業務に携われるだけでなく、規模の大きな業務にも携われると思ったことも、理由の一つです。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

 主に、創業希望者の支援やサービス産業に関わる中小企業を支援する業務を担当しています。具体的には、創業に必要な基礎知識習得のためのセミナー開催や、県・コンサルタント業者・商工団体の3者で連携しながら、企業の成長に向けて、商品・サービスの磨き上げ、組織力の向上を図るための伴走支援に取り組んでいます。 
 職場は、先輩職員や上司とも気兼ねなく話し合える雰囲気なので、仕事の疑問点についても、積極的に相談しながら、円滑に業務を進めることができています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

 サービス産業の事業者に向けた、カーボンニュートラルのセミナーを開催したことが印象に残っています。入庁して初めて担当するイベントであったため、登壇企業の調整や慣れない打合せに苦労しましたが、先輩職員に支えられて開催することができました。一年目からこうしたイベントに携われたことは、良い経験になったと思います。

Q.県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。

 入庁前は、黙々と自分の担当業務に取り組むイメージがありました。しかし、実際には、自分一人で完結する仕事は少なく、庁内の各課の職員はじめ、市町職員や事業者との連携が不可欠です。私の業務においても、専門的な知識が必要になる場合は、関係課の職員などにアドバイスをいただきながら業務を進めています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 業務を円滑に進めるために、スケジュール管理を意識しています。複数の業務を同時進行する必要があるため、やらなければいけない業務を一度書き出し、可視化することで優先順位を付けて業務を進めています。

Q.今後の目標や取り組んでいきたいことは何ですか。

 県民の方々、市町職員、商工団体職員、コンサルタント業者、企業の代表の方など、様々な立場の方と関わる機会が多いことは、現在の担当業務における特権だと思っています。それぞれの立場の方から多様な考え方を学び、多くを吸収して成長し続けられるよう努めていきたいです。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 ウインタースポーツが趣味です。運動することでリフレッシュできるので、社会人になっても続けていきたいと思っています。また、入庁同期の仲間と旅行に行くことが多く、プライベートも充実した生活ができています。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 県職員を目指すに当たり、不安なことが多いと思いますが、新規採用職員の成長を支える研修制度が充実しています。また、頼れる先輩職員から丁寧な指導を受けられるので安心してください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

職員インタビュー②(障害者対象選考考査)

統計データから分かる“とちぎ”の魅力を発信中!

 

生活文化スポーツ部 統計課 生活産業統計担当

入庁年度

平成11年度

異動経歴

H21~ 博物館普及資料課
H25~ 公園事務所(※)総務課
※令和6年度に廃止
H30~ 美術館総務課
R3~  鹿沼土木事務所総務課
R6~  現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。

 統計課では、行政施策の立案や評価、国民・企業の意思決定等の基盤となる重要な情報の統計調査を担当しています。担当している主な調査は、幼児や児童、生徒の発育や健康状態を調査する学校保健統計調査、農林業の生産構造や就業構造、農山村の実態とその変化を明らかにする農林業センサスです。大きな調査があるときは、担当全員で取り組むため連帯感もあり、報告や連絡、相談がしやすく、大変居心地の良い雰囲気です。

Q.職場環境や職場の雰囲気について教えてください。

 私は聴覚に障害があり、障害の特性上、対応が難しいものは周囲の職員に助けられながら日々の業務に取り組んでいます。
 また、チャット等の豊富なデジタルツールも用意されているので、コミュニケーションが取りやすくて大変助かっています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

 出先機関に配属されていた頃は、窓口で県民の皆さまから相談を受けたことや、イベントで県民の皆さまに楽しめていただけたこと、県民の皆さまの笑顔に触れたときに仕事のやりがいを感じました。
 現在、県民と触れ合う機会は少ないですが、県民に寄り添えることが県職員の魅力の一つだと思います。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

 SNSでの広報が主流となる前に、栃木県の組織として初めてのX(旧:Twitter)公式アカウントを開設したことです。この頃は、SNSでの広報があまり浸透しておらず、関係機関との協議に時間を要しましたが、その甲斐あって広報の手段が広がり、より栃木県の魅力を発信できたことが一番印象に残っています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 障害があることで配慮してくれる周囲への感謝の気持ちを忘れず、自分自身ができることを実施し、周囲へ還元することによって、日頃からお互いに支え合える関係であろうと努めています。
 また、業務が円滑に進むように、日頃からコミュニケーションを取ることも心がけています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 休暇等を利用して、家族や友人と国内旅行や県内の観光スポットへ行ったり、スポーツ観戦に行ったり、絵を描いたり、心身のリフレッシュを図っています。
 先日はスパイになりきって、民間のレジャー施設で爆破を体験してきました。

Q.県職員(障害者選考採用)を目指している方へのメッセージをお願いします。

 「障害を持つ自分では県の仕事は難しいかもしれない」と不安な気持ちがあるかもしれませんが、その人の特性や能力に合った業務が県にはたくさんあります。
 未来に誇れる元気な“とちぎ”の実現に向けて、一緒に働いてみませんか?

職員インタビュー③(早期枠試験(行政))

思いやりが自己成長と栃木の未来につながる!!

 

経営管理部 宇都宮県税事務所 課税部不動産取得税課

入庁年度

令和6年度

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

 生まれ育った栃木県で、住民の生活を支え、地域の発展に貢献できる仕事がしたいと考えたからです。県外の大学に通っていましたが、一度県外に出たことで栃木の住みやすさと魅力を改めて実感し、地元である栃木県で就職することを決めました。また、行政は、異動により様々な部署で経験を積むことができるため、自分の知識の幅を広げるとともに、常に新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができるのではないかと考えました。

Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。

 私は、民間企業と併願して就職活動を行っていましたが、特別枠(現早期枠)の基礎能力検査は民間企業でも使われている試験であり、専門試験がなかったことから、特別な対策を行うことなく、気負わずに受験することができました。面接試験についても、民間企業と同じような形式であり、「栃木のために尽力したい」という思いを落ち着いて伝えることを心掛けました。試験の時期が早いため、通常枠の受験を考えている方にとっても、大きな負担にならずに挑戦できる試験だと思います。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

 土地や家屋を取得した場合に課税される、不動産取得税の課税業務を担当しています。具体的には、納税通知書の送付や減額等の申請対応、新築家屋の評価額の算出などを行っており、窓口・電話などで県民の方々と直接お話しする機会が多くあります。職場の雰囲気は和やかで、些細なことも周りに相談しやすく、安心して業務に取り組むことができます。常に課全体で協力して仕事を進めているため、助け合いの心があふれている職場です。

Q. やりがいを感じるのはどのようなときですか。

 新築家屋の評価額を算出する家屋評価という業務で、大規模な建物の評価を終えたときです。評価では、見積書や図面、現地調査の結果から得られた情報を基に評価額・税額を算出します。少なくない時間をかけて取り組む業務であるため、冊子ほどの調査書をまとめ終えたときには、大きな達成感を味わえました。取り組んだ成果が数字として現れることで、県職員として県の主な歳入である県税の一部を担っているのだと実感することができました。

Q. 県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。

 県庁に入る前は、公務員は黙々とデスクワークをしているというイメージがありました。しかし、実際には、周囲とコミュニケーションを取って進める業務がほとんどで、調査のために事務所の外に出ることもあります。また、卓球大会やソフトボール大会などのイベントがあり、所属外のコミュニティも豊かで、職員同士の仲を深める機会が数多くあることに驚きました。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 分からないことを恥ずかしがらず、素直に学ぶことを心掛けています。仕事をする上では、業務上の専門知識だけでなく、仕事の進め方や周りとのコミュニケーションの取り方など、学ぶことは尽きません。温かい先輩方に頼りつつ、周囲の様子を見て臨機応変に行動できるよう、積極的に知識を吸収することを大切にしています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 平日の終業後や休日は、学生時代から続けている楽器の練習をしたり、家の周りを散歩したりすることが多いです。また、休暇制度も充実しているため、平日に休暇を取って、休日では混雑してしまうような観光地へ出かけることもあります。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 行政は、数年ごとの異動により様々な部署を経験できるため、自分の可能性を広げ、県庁内外のつながりを深められることが魅力だと思います。自然豊かで穏やかな栃木県の中枢に位置する栃木県庁は、温かく生き生きとした職場です。ぜひ、栃木県のこれからを一緒につくりましょう!

職員インタビュー④(社会人対象試験(行政))

未来につながるとちぎづくり!

 

危機管理防災局 消防防災課 消防救急担当

入庁年度

令和3年度

異動経歴

R3~ 会計局 会計管理課 総務企画担当
R5~ 会計局 会計管理課 会計管理担当
R6~ 現所属

Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。

 法律や行政学などの専門試験がなかったため、公務員に特化した試験勉強は不要でした。働きながらでも試験対策がしやすかったです。
 社会人としてどのような経験を積んできたか、それによって自分がどのように成長してきたかなど、自分自身を見つめ直す良い機会にもなりました。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

 所属の予算管理や消防救急に関する国庫補助金の取りまとめを行っています。
 職場の雰囲気はとても和やかで、自由闊達な意見交換が行われています。わからないことは上司や同僚に相談しやすく、一人で深く悩まずに業務に取り組むことができています。
 災害対応を所管する局のため、災害が発生しそうなときは、迅速に対応できる体制が敷かれて緊張感が生まれます。

Q.民間で働く場合との仕事の違いや、これまでの社会人経験が生きていると感じることについて教えてください。

 営利目的ではなく、県民の利益の追求を目指しているので、様々な視点から物事を見る必要があります。
 民間で働いていた時に多くの人と出会い、コミュニケーションを取ってきた一つ一つの経験が、生かされていると思います。栃木県庁は、社会人経験を積んだ様々な人の経験が生かせる職場だと思います。

Q.県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。または、県職員の魅力は何だと思いますか?

 県職員は、とても真面目でお堅いイメージがありましたが、一緒に働いてみるとフランクで親しみやすい人が多くて驚きました。
 職場の皆がより良い“とちぎ”づくりを目的にしているので、同じ目的に向かって多種多様なアイデアが生まれて、それをブラッシュアップしたものが県の施策につながるのはとても魅力的だと思います。

Q.仕事でやりがいを感じるときや、今までに印象に残っていることを教えてください。

 2022年に開催されたとちぎ国体・とちぎ大会や、新型コロナウイルス感染症対応、豚熱の防疫措置など、所属の職員だけでは対応できないときには、動員者としてその業務に当たることがあります。
 大変なことであっても、県民の利益の追求のために、県職員みんなで協力して業務に当たったことは、とても印象深く、公務員としての誇りを感じることができました。

Q.県職員の福利厚生は充実していると思いますか?

 とても充実していると思います。
 しっかりとした制度が整備されているので、安心して働くことができます。
 有給休暇等の積極的な取得が推奨されているので、家族と過ごす時間や趣味に充てる時間が増えて、プライベートも充実できています。

Q.社会人対象採用試験の受験者へのメッセージをお願いします。

 新たなチャレンジを不安に感じてしまうことも多いと思いますが、栃木県庁は社会人の経験を大いに生かせる職場です。
 栃木県庁で待っています!!

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