栃木県職種一覧

行政

各種施策の企画立案や、予算編成・執行、庶務などの内部管理業務から、各種事業の推進、県税の賦課徴収、公共事業の用地交渉、許認可などの対外的な業務まで様々な分野で幅広い業務に従事します。

主な勤務場所

知事部局・教育委員会事務局・企業局等の本庁各課、出先機関、県立学校

リモート会議
リモート会議
観光プロモーション
観光プロモーション

職員インタビュー①

男女が共に輝く“とちぎ”を目指します

 

生活文化スポーツ部人権男女共同参画課 女性活躍推進担当

入庁年度

令和5年度

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

 私は茨城県出身ですが、栃木県は自宅に隣接しており、買い物や空手道場へ通うなど身近な場所でした。このため、以前から自然豊かで風情ある栃木県に魅力を感じており、就職活動の時期には、愛着ある栃木県の方々の健康的な生活を支え、栃木県の様々な魅力を県内外に発信したいと考え、栃木県職員を志望しました。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

 主に女性の活躍を推進するための業務を担当しています。具体的には、とちぎ女性活躍応援団の登録業務や女性活躍に関する情報発信です。登録企業や団体向けに研修・イベントなど、女性の活躍を応援する様々な情報をメールマガジンとして毎月配信しています。職場は和やかで、皆で協力して仕事を進める雰囲気です。分からないことや困ったことがあればすぐに相談ができ、頼れる先輩ばかりの環境です。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

 令和5(2023)年6月にG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が日光市で開催され、その関連イベントに携わったことが印象に残っています。当日は受付業務を担当しましたが、就職して初めての大きなイベントであり、独特の緊張感がありました。また、先輩方のイベントに向けた準備や当日の姿を間近で見て、私も周囲に気配りのできる職員になりたいと思いました。

Q.県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。

 学生時代、県職員はデスクワークが多いイメージがありました。しかし、入庁してみると、同じ行政職でも職場により仕事内容も様々で多くの経験ができることが分かり、そこが行政職の魅力だと感じています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 仕事で関わる多くの人たちへの礼儀を大切にしています。良いコミュニケーションを図るためには元気なあいさつ、明るい表情や丁寧な言葉遣いなどの基本を忘れてはいけないと考えています。また、机上の整理整頓を常に心掛けています。仕事の失念を防ぐことや、集中力の向上にもつながっているように感じます。

Q.今後の目標や取り組んでいきたいことは何ですか。

 担当している業務について少しでも詳しくなり、自分から進んで行動できるようになることが目標です。現在は、初めて行う業務が多く、分からないことばかりですが、今後は、効率良く仕事を進めるためにも、知識と経験を自分の中で蓄積させて成長したいと思います。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 私は幼少期から大学まで空手道を続けていました。運動することが日々のリフレッシュになり、現在も実家に帰る際は、通っていた道場へ行き子どもたちの指導もしています。また、同期や友達と買い物やランチに行くことも多く、メリハリのある生活ができています。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 行政職は様々な人や機関と関わりながら、栃木県についてたくさんのことを知り、県民のために働くやりがいにあふれた仕事です。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

職員インタビュー②(障害者対象選考考査)

時代はDX!デジタル技術を活用して栃木県の発展に貢献しよう!

 

経営管理部行政改革ICT推進課 情報基盤担当

入庁年度

令和元年度

異動経歴

H31~ 総務事務センター 旅費・報酬担当
R5~ 現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。

 県庁の情報インフラの運用・整備に関する業務を担当しています。具体的には、県の職員が業務で使用するパソコンやプリンターといった情報機器に関する問合せや、システムやICTツールの活用に関する相談受付及び対応を行っています。

Q.職場環境や職場の雰囲気について教えてください。

 私は身体に障害を持っており、日常生活では車椅子を使用しています。そのため、職場内を自由に動き回れるスペースの確保や障害者用トイレ、出入り口に近い地下駐車場の利用許可など、バリアフリー環境に配慮をいただいています。また、障害上、対応が難しいことがあれば、気軽にお願いできる優しい職員が周りにたくさんいます。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

 情報技術を活用し、DXの推進や情報基盤の構築・運用・保守に取り組むことは、職員の業務効率化に繋がり、ひいては県民の利便性向上や公共サービスの品質向上に貢献していることにもなります。普段の業務から実感することは少ないですが、栃木県庁の縁の下の力持ちとなれることがこの業務のやりがいです。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

 それまで職員が1件ずつ手入力で財務会計システムへ登録していた会計年度任用職員の社会保険料支出業務をRPA(Robotic Process Automation)化したことです。実装に至るまでの道のりは決して楽ではありませんでしたが、ロボットがまとめて入力してくれることで、業務量と作業時間は激減し、所属に貢献できたと実感しています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 人とのコミュニケーションを意識して日々の業務に取り組んでいます。どの仕事も一人で進めるには限界があり、周囲との連携・協力・調整が必要不可欠です。相手の立場や状況を理解し、思いやりを持った対応をすることは、業務の効率やクオリティを向上させるために欠かせないスキルだと考えています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 年に数回程度、夏季休暇などを利用して同期入庁職員や家族と国内旅行を楽しんでいます。旅先では豊かな自然や伝統文化、グルメ巡りなどを通して、気分をリフレッシュしています。来年は海外旅行にも挑戦したいと考えています!

Q.県職員(障害者選考採用)を目指している方へのメッセージをお願いします。

 「障害を持っている自分が栃木県に貢献できるのか」という不安を抱えていましたが、そんな自分が輝ける環境が栃木県庁にはありました。あなたもぜひ前向きにチャレンジしてみてください。いつか一緒に働けるのを楽しみにしています!

職員インタビュー③(早期枠試験(行政))

国と市町の橋渡し役を担います!

 

教育委員会事務局施設課 助成担当

入庁年度

令和5年度

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

 私は大学4年間、県外の大学に通っていましたが、「生まれ育った栃木の発展に貢献できる仕事がしたい」という思いがあり、県民の生活を支え、県の発展に携わることのできる県職員を目指しました。また、大学3年時に学内で開催された栃木県職員説明会に参加し、職員の方が県職員を「スペシャリスト兼ゼネラリスト」と表現していたことが印象的で、県全体を統一する業務と地域の特性を生かした業務の両方に携わりたいと思うようになりました。

Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。

 私は公務員志望でしたが、特別枠(R6~早期枠)試験は教養試験の学習内容も十分に生かせる内容であると感じました。6月の通常枠試験の受験を前提にしていたので、挑戦できる機会が増えたと捉え、気負わずに試験に臨むことができました。また、民間企業を志望されている方にとっても、専門試験がないことや筆記試験が民間企業の採用試験でも使用されている基礎能力検査であることから、チャレンジしやすいのではないかと思います。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

 主に市町の小学校及び中学校の施設整備について、指導や助言を行っています。文部科学省には市町立公立学校建物の施設整備に要する経費の一部を補助する制度があり、県は、市町が希望する施設整備の内容が補助制度の要件に合っているかなどを確認し、適切な指導や助言を行った上で、その希望を文部科学省につなぐ橋渡しのような役割を担っています。職場の雰囲気は和やかで、分からないことや困ったことがあっても、上司や先輩方に相談しやすい環境の中で業務に取り組むことができています。

Q. やりがいを感じるのはどのようなときですか。

 担当した学校施設整備に係る調査が、文部科学省のホームページで公表されたり、新聞記事に掲載されたりした際は、スケールの大きな仕事に携われていることを実感し、やりがいを感じました。また、市町の担当者が集う研修会において、事務手続きや補助制度について説明したことが印象に残っています。資料作成や時間配分等の事前準備を入念に行ったので、参加者に理解していただき、達成感を味わいました。

Q. 県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。

 入庁前、県職員は黙々と業務をこなしているイメージでしたが、実際は活発な意見交換をしながら仕事をしていると感じています。国や市町はもちろんのこと、担当内においても、異なる職種の職員との連携が不可欠です。私の業務でも、設計図を確認するといった専門的な知識が必要になる場合は、建築職や機械職の方にアドバイスをいただいています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 担当内での情報共有の徹底や、補助制度に対しての十分な理解を心掛けています。施設整備の国庫補助活用に当たっては、正確な情報収集や提供、各種手続きの期限を厳守した事務が求められます。誤った処理をした場合、市町の財政に影響を与えることもあるため、仕事を円滑に進めるためにも、正確で丁寧な対応を大切にしています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 趣味はスポーツ観戦です。特にプロ野球が好きで、球場へ足を運び観戦しています。また、大学時代の友人と休日に食事や旅行に行くことで、気分をリフレッシュして仕事に励むことができています。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 入庁時は分からないことばかりでしたが、先輩方の丁寧な御指導のおかげで、業務にやりがいを感じつつ充実した県職員生活を送ることができています。栃木県の更なる発展のため、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

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