栃木県職種一覧

建築

県有施設(庁舎・学校・県営住宅など)の整備や長寿命化、建築確認・開発許可の指導、建築物の耐震化の推進、あき家対策や良質な住まいづくりに関する業務など、県民生活に密接な分野で専門的な技術や知識を生かした業務を行います。

主な勤務場所

建築課、住宅課、都市政策課、教育委員会施設課

BIMによる設計検討会
建築工事現場監督

職種紹介パンフレット

※県の窓口での配布はしていません。

職種紹介写真

Instagramで仕事の様⼦を紹介しています。詳細はこちらをチェック

職員インタビュー

まちづくりから建築物の設計まで!

 

県土整備部 技術管理課 技術調整担当

入庁年度

平成24年度

異動経歴

H24~ 建築課工事担当
H27~ 住宅課公営住宅担当
H29~ 岩手県へ派遣
H30~ 建築課企画営繕担当
R3~  建築課建築指導班
R4~  現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

 県土整備部では、県有施設の新築や改修に当たり、施設を管理している部局からの依頼を受けて設計や工事の発注を行っています。私たちの部署では、各案件の実施方法について調整する役割を担っています。さらに、工事等の入札制度の検討や、国や他の自治体との技術的な調整業務も担当しています。
 現在の職場は、土木職が大半を占めており、建築職は2名と少数ですが、とてもアットホームな雰囲気で、職種を越えた交流が盛んに行われています。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

 建築課では、県立高校の校舎新築工事など、設計の段階から実際に建物が完成するまでの工事における監督業務に携わりました。そのほか、設計等を行うための各種基準の整備や、建築基準法などの法規を扱う業務にも携わりました。また、住宅課では、公営住宅を整備するための予算の確保など、計画段階の業務も経験しました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

 建築物の設計や工事の監督業務において、設計事務所や工事施工業者の担当者と建物完成という同じ目標を持ち、アイデアを出し合いながら進め、無事に完成を迎えられたときです。成果が形として残る仕事であるため、完成後も建物の様子を見に行ったり、利用者の声を聞くことができ、次の業務につなげることができることもモチベーションとなります。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

 東日本大震災からの復興のため、派遣職員として岩手県庁で1年間勤務しました。被災者の仮住まいとなる災害公営住宅の整備に従事し、主に津波被害を受けた地域を担当しました。普段と異なる環境に大いに刺激を受けましたし、何より岩手県職員や他自治体から派遣されてきた方々と仕事やプライベートを共にできたことが人生の財産となっています。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

 建築物単体の設計などに携われるのはもちろんのこと、建築物の長寿命化のための改修計画を立てたり、各種制度や基準を定めて施行したり、都市計画やまちづくりとして広域的に関わったりするなど、職場によって様々な側面から「建築」に関われるところが公務員ならではだと思います。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 「想像力」を働かせて仕事をすることは、心掛けたいと思っています。例えば、何かの基準を作成するときに、その基準を利用する立場として使いやすいものになっているか、基準を運用する立場として不都合はないかなど、様々なケースをできる限り想像して、より良いものとなるよう心掛けています。 

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 星の数ほどある趣味の中で、近年、はまっているのが冬のキャンプです。栃木県にはキャンプ場がたくさんあり、休暇を利用して妻と共に開拓しています。冬のキャンプでのたき火は、生きていることを実感できます。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 県では、様々な業務を経験できることから、自分の得意分野や仕事上のやりがいを見つけることができると思います。また、充実した休暇制度などによりワーク・ライフ・バランスを確保することができます。お待ちしております。

職種紹介写真

Instagramで仕事の様⼦を紹介しています。