
ワークライフバランス特集
ワークライフバランス特集
ワーク・ライフ・バランスの推進
栃木県では、全ての職員が仕事と生活の両方を充実させる「ワーク・ライフ・バランス」を実現し、能力を最大限発揮できる職場環境づくりに取り組んでいます。
時差出勤、休日・休暇、テレワーク
勤務は原則として、午前8時30分から午後5時15分までです。ワーク・ライフ・バランスの確保や通勤混雑の緩和、環境負荷の低減等を目的として、一部の職場を除き、時差出勤(午前7時から午前10時までの間で30分毎に勤務開始時間を変更した勤務パターン)を選択することもできます。
完全週休2日制となっており、一部の施設等に勤務する職員等を除き土曜日と日曜日は週休日となっています。
年次休暇(有給休暇)は年度ごとに20日が付与されます。このほかにも夏季休暇、結婚休暇、産前・産後休暇等の特別休暇や、介護休暇・育児休業制度等があります。
また、場所にとらわれない柔軟な働き方として、業務内容に応じテレワーク(自宅やサテライトオフィスでの勤務)の実施を推進しています。
(参考リンク)
仕事と子育ての両立支援
栃木県では、男性職員も女性職員も、職員一人ひとりが仕事にも子育てにも喜びが見いだせる職場、互いに支援し合える職場、誰もが生き生きと働ける職場を目指し、仕事と子育ての両立を支援する制度の充実を図っています。
○子育てを応援する休暇制度等
○育児休業等取得状況 ※教育委員会、警察本部を除く
(1)育児休業取得率
令和2(2020)年度 | 令和元(2019)年度 | |
男性職員 | 30.5% | 13.8% |
女性職員 | 100.0% | 100.0% |
(2)男性職員の子育て目的の休暇取得率
令和2(2020)年度 | 令和元(2019)年度 | |
妻の出産時の休暇 | 91.5% | 90.4% |
妻の出産時の子の養育休暇 | 62.2% | 48.9% |
福利厚生
地方職員共済組合が、短期給付(健康保険)と長期給付(年金)のほか、次のような事業を実施しています。
- 健康管理事業
定期健康診断、人間ドック、婦人科検診、心の健康相談、歯の健康相談、禁煙サポート対策事業などを実施しています。 - 元気回復事業
各種スポーツ大会、各種レクリエーション事業、サークル運営助成などを行っています。 - 貸付事業
住宅貸付(住宅購入等)、普通貸付(生活用品の購入等)、災害貸付(災害復旧)、特別貸付(入学、結婚、葬祭等)などの資金の貸付を行っています。
公務災害に認定された場合には、様々な補償が受けられます。
また、県内2カ所に職員住宅があり、世帯・単身を問わず、入居が可能です。


職員インタビュー①
仕事と子育て両立中!!

農政部 農政課 食育・地産地消担当
沼尾 小百合(ぬまお さゆり)
入庁年度
平成15年度
異動経歴
H15~ 経営技術課 環境保全型農業担当
H18~ 農業試験場 病理昆虫研究室
H20~ 農政課 首都圏農業推進室・農政戦略推進室
H26~ 河内農業振興事務所企画振興課
H30~ 総合政策部地域振興課 地域振興・移住促進担当
R2~ 現所属

Q.利用した休暇・休業の種類と期間を教えてください。
1人目が早産となり子供の発達が遅かったため、育児休業(子が3歳に達する日まで取得可能)を取得し、2年間の休業をいただけたことは非常に助かりました。また、それぞれの子で、2歳までは育児時間休暇、2歳以降は育児のための部分休業を活用することで、子供達の送迎と通勤をゆとりをもって行うことができています。
Q.職場復帰はスムーズにできましたか?
復帰前には仕事の内容や進み具合などを職場から丁寧に情報提供いただき、復帰後の仕事の配分も周囲からのサポートがありました。特に復帰2か月は子供がすぐに熱を出して1週間おきに休みをとるような状態でしたが、グループの方々の理解と、同業の夫側の職場の配慮もあって、復帰したばかりの時期を毎回乗り越えることができました。
Q.仕事と子育てを両立するために心がけていることを教えてください。
3人の育児では、子供達の体調・活動を分刻みで確認し、夫婦の仕事の動きなどを共有しながら、次の日に子供が熱を出した場合の対応を毎日考えて生活しています。それと併せて、家庭の状況と仕事の進捗をできる限りグループの方々や上司と共有し、2週間を目安に業務のペース配分をしています。「仕事が笑顔で終われば、帰ってからも笑顔でいられる」ように日々を送ることを心がけています。
Q.仕事と子育ての両立を図る上で、栃木県庁はどのような職場だと思いますか。
私の担当内には子育てママが多く、お互いの生活を理解し合いながら仕事ができる環境です。福利厚生が充実していることはもちろんですが、何かあった際に周囲がカバーしてくださること、職員の意見提案を丁寧に聞き入れてやる気を引き出してくださる上司がいることが一番の魅力です。「県民のために」はもちろん「職場のためにも頑張ろう!」と思える支えあいの環境が栃木県庁にはあると思います。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。
仕事にやりがいを持って取り組めることが、必ず家庭環境の充実とメリハリにもつながると思います。県では、結婚や子育てなど、人生のターニングポイントに応じて、自身の生活と能力を段階的に構築できる制度や体制が整っています。同じ気持ちで取り組める仲間と出会い、人生の学びにたくさん巡り合える栃木県庁に、是非お越しください!
職員インタビュー②
「ワーク・ライフ・バランス実践中!!」

人事委員会事務局 総務課 総務・任用担当
猪之詰 顕(いのつめ あきら)
入庁年度
平成19年度
異動経歴
H19~ 県北健康福祉センター総務課
H22~ 都市計画課景観づくり担当
H25~ 青少年男女共同参画課男女共同参画担当
H26~ 人権・青少年男女参画課男女共同参画担当
H29~ 現所属
Q.仕事と趣味(マラソン)をうまく両立させているようですね。詳しく教えてください。
平日は早朝と昼休みの1日2回、休日は家庭を優先しつつ時間を生み出すなど、できる限り時間を見つけて走っています。高校から陸上を続けていますが、社会人になってベストタイムを更新でき、福岡国際マラソンや栃木県郡市町対抗駅伝に出場するなど、充実したマラソンライフを送ることができています。
ランニングは自身の体力・競技力・精神力の向上だけでなく、季節を感じることができ、頭がスッキリするなど、生活リズムの確立にもメリットが大きいと感じています。
Q.育児休業を取得しようとしたきっかけを教えてください。また、育児休業を取ることに対して、職場の雰囲気はどうでしたか?
前所属で、男性の家庭参画の重要性を啓発する業務を担当していたこともあり、「自分に子どもが生まれたら絶対に取得したい」と思っていました。上司をはじめ、業務を引き継いでくれた担当の皆さんの理解・協力をいただけたことに感謝しています。
もし育休の取得を考えている人がいたら、積極的に後押ししたいですね。
Q.利用した休暇・休業の種類と期間、復帰後の状況、育児休業制度等を取得した感想を教えてください。
令和元年の12月下旬に特別休暇(妻の出産休暇)を3日間取得し、年末年始を挟み、令和2年1月の1か月間育児休業を取得しました。育休中は、主に食事や洗濯、買い物などを担ったほか、夜中も妻と交替しながらミルクをあげたりしました。今は、娘との公園遊びや散歩が休日の楽しみです。
育児休業を取得したことで、子育てがこれほどまでに体力を使うものなのかと驚いたとともに、家族への愛情が増したと感じています。
Q.仕事とプライベートを両立させるために心がけていることを教えてください。
仕事に集中するときと休むときのオンとオフのメリハリをしっかりつけ、仕事の効率をアップさせることをいつも心掛けています。
また、毎週水曜日の「ノー残業デー」の日には、定時で帰れるよういつも以上に仕事の優先順位をつけて仕事をしています。そのおかげで、集中力がついたかなと思っています。
Q.仕事とプライベートの両立を図る上で、栃木県庁はどのような職場だと思いますか。
栃木県庁は、毎週水曜日の「ノー残業デー」や仕事と子育ての両立を支援する様々な制度が整っているほか、19の運動系・文化系サークルが活動しています。
職場の人間関係や雰囲気もとてもよく、ワーク・ライフ・バランスとキャリアアップの両方を実現できる環境があると思います。
Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。
私は、マラソンを通じた県庁内外の仲間との出会いや、育児休業や休暇取得による積極的な子育てへの関わりなど、仕事もプライベートも充実した日々を過ごせています。
プライベートを大切にしながら、いきいきと働きたい!と考えている皆さん、栃木県庁で思いをカタチにしてみませんか。