栃木県職種一覧

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行政(福祉型)

行政(福祉型)

児童相談所における児童虐待の防止や児童・保護者への支援・指導、健康福祉センターでの生活困窮者等への支援を行うほか、福祉に関する各種施策の企画立案や推進等を行います。

主な勤務場所

保健福祉課、高齢対策課、障害福祉課、こども政策課、児童相談所、健康福祉センター

福祉に関する相談対応
福祉に関する相談対応
保護者との面談
保護者との面談

職員インタビュー

県民の幸せの土台を築き、支える仕事です!

 

保健福祉部こども政策課 児童家庭支援・虐待対策担当

入庁年度

令和4年度

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

 大学時代は、福祉分野を専攻していました。大学で地域や家庭内でのインフォーマルな支援の重要性を学ぶ中で、フォーマルな支援の充実も大切なことではないかと感じ、行政分野で福祉の仕事に関わりたいと思ったことが志望のきっかけです。大学時代は県外で過ごしましたが、今まで住み慣れた栃木県が忘れられず、また、地元の市町だけでなく、県全体の福祉を考えたいという想いから、県職員の道を選びました。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

 ひとり親家庭等の自立を促し、生活の質の向上を図るための業務を行っています。主な担当は、貸付金や給付金によってひとり親家庭等の親や児童の生活・学習を支援すること、支援する制度の充実を図ることです。相談支援だけではなく、制度や事業を整え、より良いものとなるように調整することも福祉の仕事です。こども政策課には、子どもや子育てに関して様々な事業があることから、複数の担当が連携しながら仕事をしています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

 現在担当している貸付や給付の業務は、県民の方から地域の健康福祉センターを通じて申請があったものについて判断し、認定や支給をしています。法令や規則に基づき、申請内容を審査し、適切に貸付や給付を行うことができたとき、必要な人に必要な支援が届いたことにやりがいを感じます。

Q.県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。

 私は身近に県職員の先輩がいたことから、県職員や県庁に対してのイメージはあまり変わりませんでした。しかし、行政は規律を優先するようなイメージを持っていましたが、入庁して業務を行っていく中で、実際は規律を守りながらも、場合によっては柔軟にアイディアを取り入れ、より良い県政が営めるように動いているのだと実感しています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 自分の仕事に根拠を持つことを心掛けています。福祉行政の仕事は、課題解決のために様々な支援制度を組み合わせることがあり、職員間の連携が必須となります。自分の仕事に根拠を持つことは、連携の中で自分の役割が明確になることに役立ち、自分の考えも伝わりやすくなるので、分かりやすい「報告・連絡・相談」につながると考えています。

Q.今後の目標や取り組んでいきたいことは何ですか。

 今の担当業務を経験して、福祉行政の仕事は、福祉の知識だけでなく幅広い分野の知識が必要であることを実感しました。日々の業務は、システムの管理や民法に基づく法律行為等、様々な分野に及んでいることから、今後は福祉の知識はもちろんのこと、IT、法律といった知識を学びながら仕事に生かしたいと考えています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 休日は旅行をし、季節折々の風景や、訪れた街の歴史を感じることが楽しみです。日帰りの旅行が多いですが、年次休暇を利用して遠方に行くこともあります。仕事の調整ができれば、年次休暇を取りやすいのが県庁の良いところです。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 行政(福祉型)の仕事は、相談支援、福祉制度の運営、福祉施設への指導など多岐に渡ります。加えて、児童福祉・高齢者福祉・障害者福祉など分野も様々です。多様な角度から県民の幸せを支える仕事に一緒に取り組んでみませんか?