
栃木県職種一覧
臨床検査技師
健康福祉センターや研究機関において、水質検査や食品検査など公衆衛生に関する検査などを行います。
主な勤務場所
感染症対策課、健康福祉センター、保健環境センター、衛生福祉大学校
職員インタビュー
専門性を生かして、幅広い分野で活躍できます!

保健福祉部 県南健康福祉センター 健康対策課 感染症予防チーム
入庁年度
平成24年度
異動経歴
H24~ 栃木県立がんセンター(※) 検査技術科
※平成28年度から地方独立行政法人化
R2~ 県北健康福祉センター 健康対策課
R5~ 現所属
Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。
感染症発生時には、疫学調査や検査業務を通して原因究明や拡大防止に努めています。また、平時から福祉施設や保育施設の厨房の状況や感染対策について確認し、食中毒防止や感染症発生時に適切な対応ができるよう指導を実施したり、施設の職員を対象に感染症に関する研修会を開催しています。その他、窓口業務として、B型・C型肝炎により抗ウイルス薬の治療が必要な方に対して、助成制度の案内や申請受付を行っています。職場は風通しが良く、困ったときには相談をし合える環境です。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。
栃木県立がんセンターでは主に、患者さんから採取された細胞を検査する病理検査業務や採血業務を行っていました。県北健康福祉センターでは、主に新型コロナウイルスをはじめとする感染症対応や、性感染症検査、細菌検査などを行いました。
Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

感染性胃腸炎などの集団発生時には、発生施設で調査や感染拡大防止の助言を行いますが、感染症が収束し、「来てもらって良かった」と言っていただけたときは、とてもやりがいを感じました。また、病院での勤務経験や学生時代の知識など、様々な知識や経験を幅広い業務に生かせることが県職員の魅力です。
Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。
新型コロナウイルス感染症の対応を行っていた際に、疫学調査や医療機関の受診調整を担当した患者さんが、快復後に直接お礼を言いに来てくれたことです。「不安な中、話を聞いてくれて、色々と調整をしてくれて、本当に心強かった。」と感謝の言葉をいただいたときは本当にうれしく、とてもやりがいを感じました。
Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。
臨床検査技師は、民間施設では病院等で検査業務に従事することが多いと思いますが、県職員は検査業務だけでなく、健康福祉センター、保健環境センター、衛生福祉大学校など様々な職場で専門性を生かした業務を行うことができます。様々な業務経験を通して、幅広い知識や視野・視点を得ることができます。
Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。
円滑なコミュニケーションが取れるように心掛けています。職場内は、様々な職種や立場の職員が専門性を生かして働いているため、困ったときにはお互いに相談し合い、一緒に考えることで、自分では考えつかなかったような解決策が見つかることもあります。様々な職種の職員と専門性を生かして連携して働けることは、県職員の魅力の一つです。
Q.仕事以外の生活について教えてください。
休日は、趣味のカメラを持って風景や季節の移り変わりを撮影しに出かけています。休暇が取りやすく、基本的に土日が休みなので、ワーク・ライフ・バランスが実現しやすいのも魅力の一つです。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。
幅広い分野で活躍できることが県職員の魅力です!検査の知識を生かして、栃木県の公衆衛生の向上のために一緒に働けることを楽しみにしています。
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