過去掲載職員インタビュー

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薬剤師

薬剤師 過去掲載職員インタビュー(2023年度掲載)

2023年度掲載 職員インタビュー

職員インタビュー

栃木県の公衆衛生を担うGeneralist

 

保健福祉部薬務課 薬事審査担当審査監視チーム

入庁年度

平成25年度

異動経歴

H25~ 安足健康福祉センター生活衛生課
H28~ 薬務課薬事審査担当審査監視チーム
H30~ 独立行政法人医薬品医療機器
    総合機構(PMDA)へ派遣
R2~ 現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

最初に配属された保健所では主に食品衛生業務を担当していました。具体的には、飲食店や食品製造工場、学校給食センター等における衛生管理指導や、食中毒予防に関する衛生講習会の講師等を担当しました。ま

医薬品、医療機器、医薬部外品、化粧品の製造所への立入検査を行っています。特に栃木県の医薬品と医療機器の生産金額は、全国第2位(令和2年現在)であり、栃木県で製造された医薬品等は多くの患者さんに使用されています。私たちは、それらの医薬品等が適切に製造されているかどうかを調査しています。
また、職場では仕事の相談だけでなく、子育てに関する悩みなども相談することができ、とても和やかな雰囲気です。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

安足健康福祉センターでは、食品の製造工場や飲食店の監視指導を行っていました。また、平成30年から令和元年の2年間は、PMDAに派遣され、日本だけでなく、海外の医薬品製造所に対する監視指導を行いました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

栃木県は医薬品等の生産金額全国第2位であり、県内で製造された医薬品等は、日本だけでなく世界中の患者さんの元へ届けられています。医薬品製造所への監視指導は、責任が重く緊張感がありますが、その分、とてもやりがいのある仕事だと思います。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

平成30年から2年間、PMDAに派遣されていました。PMDAでは、日本だけでなく、インドや中国など、海外の医薬品製造所に対して監視指導を行い、日本に輸入される医薬品の原料(原薬)が適正に製造されているか調査していました。PMDAでの経験は、栃木県での監視指導に役立っています。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

薬剤師は、薬局や病院で働く人が多いと思いますが、県職員の薬剤師は、主に保健所などで公衆衛生の業務を行うため、直接患者さんに接することはあまりありません。しかし、県職員の薬剤師の業務は公衆衛生を支える重要な仕事であり、大きな意味で県民の皆さんの健康や、安心安全な暮らしを支えています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

法律や省令に基づき監視指導を行うので、根拠を明確にして、事業者に対して分かりやすく説明することを⼼掛けています。また、常に健康被害の防止など、栃木県全体の公衆衛生を担っている、という気持ちで業務を行っています。

仕事以外の生活について教えてください。

県では男性職員の育休など、仕事と子育ての両立を推進しており、私も第三子が生まれた際に育休を取得しました。日々、成長する息子の姿を身近に感じられ、とても有意義な時間を過ごすことができました。また、新生児期の子育ての大変さを経験し、妻への感謝の気持ちがより一層強くなりました。