栃木県職種一覧

電気

公営企業の経営に関する企画立案、発電所や水道施設の設備の設計・施工や運転・保守管理、新規電源開発などのほか、地域企業向けの研究業務、県有施設の営繕業務を行います。

主な勤務場所

企業局(電気課、水道課、発電管理事務所、水道事務所)、計量検定所、産業技術センター、建築課、管財課

発電所・ダムの監視制御
発電所水車室内の点検

職種紹介パンフレット

※県の窓口での配布はしていません。

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職員インタビュー①

電気と水の安定供給でライフラインを支えます

 

企業局 今市発電管理事務所 板室管理支所

入庁年度

平成28年度

異動経歴

H28~ 鬼怒水道事務所 管理課
H31~ 岩手県へ派遣
R2~  今市発電管理事務所 施設第一課
R4~  企業局経営企画課企画調整担当
R6~  現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

 県営の水力発電所で発電した環境にやさしいクリーンな電気を安定供給するため、水力発電所の維持管理や大規模改修を行っています。県民の生活に欠かせないライフラインであることから大きな責任と地域に貢献するやりがいのある仕事です。
 企業局には、電気職の職員が多く配属しており、分からないことも気軽に相談できるとても働きやすい職場です。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

 今市発電管理事務所では、県営水力発電所で発電した電気を安定的に供給するため、定期的な巡視や点検、修繕工事の発注などを行いました。
 また、県営水力発電所は、今市発電管理事務所から遠隔による運転制御を行っており、24時間365日発電所の運転状態を監視するため、宿直業務にも従事しました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

 浄水場や発電所の管理や工事監督、入札業務等の色々な業務を経験することで自分の成長とやりがいを感じました。様々な業務が、県民の皆さまの快適な生活に寄与できると考えると頑張ろうという気持ちになります。栃木県に貢献できることは、県職員の魅力だと思います。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

 平成31年度の1年間、東日本大震災からの復興のため、派遣職員の一人として岩手県の津波対策設備(水門等の自動開閉システム)の据付工事等を監督しました。栃木県では経験できない沿岸部の工事であることや工事箇所の多さ、不慣れな土地での業務は苦労しましたが、人命を守る設備の設置に携われたことは大変貴重な経験となりました。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

 県職員の電気職は、電気事業や水道事業の他にも、建築工事の監督、ゴルフ場やビルの管理、防災行政システムの運用などの多岐にわたる業務に携わることができます。
 様々な職場を経験できるので、多様な知識が身に付き、視野を広げることができます。

Q.仕事を進める上で⼼掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 関係機関との調整を行うことが多いため、円滑に物事を進められるようにコミュニケーションを取ることを心掛けています。また、技術職としての深い専門知識や経験を身に付けられるように、常に疑問を持って業務を行うように心掛けています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 趣味はキャンプ、読書、旅行などです。仕事後や休日には、ゆっくり火を囲んだり温泉に行ったりして気分転換を図っています。基本的に土・日・祝日が休みなので、スケジュールが立てやすいのも県職員の魅力の一つだと思います。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 県職員の業務は、誰かの役に立っている仕事ばかりです。周囲の人たちのサポートも厚く、様々な休暇制度があり、多様な働き方もでき、充実した県職員生活を送ることができると思います。栃木県のために、皆さんと一緒に働くことができることを楽しみにしています!

職員インタビュー②(高校卒業程度試験(電気))

環境に優しい水力発電で栃木県を美しく

 

企業局 今市発電管理事務所 施設第二課

入庁年度

令和4年度

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

 私たちの生活に欠かせないインフラを整備し、生まれ育った栃木県に貢献したいと考えたのが志望のきっかけです。また、自分が今までに学んだ専門的知識を生かして、暮らしやすい社会を作り、住民の生活を支えることができる点に魅力を感じたのも理由の一つです。さらに、地元の市町村だけでなく、県全体の事業に携わりたいという思いから、県職員を選択しました。

Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。

 自分が受験したときは、試験には、教養試験、専門試験、作文試験、面接試験がありました。教養試験については、科目数が多く幅広い知識が求められ、専門試験については、電気職の場合は電気・電子・情報・物理等の専門的知識が求められ、多くの勉強時間が必要だと思いました。作文試験や面接については、自分の考え方や気持ちを追求し、過去の経験を振り返り、自分の中の答えをはっきりさせることが大事な要素だと思います。
 長期間、質を落とすことなく対策し続けることに苦労しました。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

 水力発電所設備の維持・修繕・管理等の業務を担当しています。
 設備の劣化や損傷した箇所の修繕、維持管理のための定期的な巡視・点検、発電所の適切な運用のための監視制御業務を行っています。また、前線による大雨の際には、ダムの洪水を防ぐために放流対応を行っています。
 職場では、皆がやりがいと責任感を持って業務に取り組んでおり、困ったことがあった際には気軽に相談できる風通しの良い職場です。

Q. やりがいを感じるのはどのようなときですか。

 設備の修繕・更新を行いそれが形になったときや、電気事業に携わることで経験を積み自分の成長を感じるときにやりがいを感じます。
 工事の設計業務では、基準書等を根拠に適切な設計書を作成しています。また、発電設備の巡視・点検では、電気工作物保安規程に基づき実施し、記録することとなっているため、根拠や規程に沿って業務を進めることを心掛けています。
 印象に残っている業務は、発電所を停止した状態で行う停止作業です。なかでも、取水口から発電所までつながっている導水路の内部点検が印象深いです。

Q. 県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。

 県庁に入る前、県職員は、基本的にパソコンに向かって事務作業をするイメージが強くありました。実際に県職員の技術職として働くと、現場での作業の頻度が高く、専門知識が役に立ち必要となっているという点でイメージが変わりました。
 また、地域住民との関わりだけでなく、事業者とのやりとりも多く、様々な方と関わっていることが分かりました。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 趣味は、お菓子作りとカフェ巡りです。土・日・祝日は、カフェ巡りのために県外に行くことが多いです。平日の仕事終わりでも焼き菓子を作り、ゆっくりとした時間を過ごしています。
 基本的に休暇を取りやすいため、自分の時間を作りやすく、仕事の疲れをリフレッシュすることができています。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 県職員は、住民の暮らしを支えることができ、責任感とやりがいを感じられる仕事です。また、休暇や手当などの福利厚生が充実しており、ワーク・ライフ・バランスを重視した働き方ができます。県職員になって、県民の生活に貢献してみませんか。

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