栃木県職種一覧

機械

中小企業等の新製品開発や技術高度化を支援するため、試験研究機関での研究・技術相談等を行うほか、産業技術専門校において、ものづくり人材の育成を行います。また、県有施設の設備の設計・営繕などを行います。

主な勤務場所

産業技術センター、計量検定所、産業技術専門校、建築課、企業局(電気課、水道課、発電管理事務所、水道事務所)

精密部品の三次元座標測定
浄水場の機械点検

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職員インタビュー

県内ものづくり企業と共に成長できる

 

産業労働観光部 産業技術センター 機械電子技術部

入庁年度

令和3年度

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

 ものづくり企業に対して技術的支援を行う産業技術センターで、企業が抱える課題の解決に向けた技術的相談の対応や、センターが保有する機器を用いた試験、研究などを行っています。私は、主に金属の組織観察を担当しており、新材料開発のための試験、不具合品の原因調査など、企業からの様々な依頼を受けて業務を行います。扱う金属の種類はとても多く、ときには壁にぶつかってしまいますが、職員同士で気軽に話し合える職場なので乗り越えられています。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

 入庁からこれまで、硬さ試験機、残留応力測定機に加え、マシニングセンタやNC旋盤などの加工機を担当しました。加工機を用いての切削加工については、県内企業からの依頼を受けての研究にも取り組みました。企業の課題解決に向けての研究でありながらも、実用的な技術に触れることができるため、とても勉強になりました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

 県内企業の人材育成を目的として、技術講習会などのイベントを毎年行っています。担当になると企画から運営まで一貫して任されるので、長い時間をかけて準備したイベントが無事終わったときには、ほっとすると同時に達成感があります。また、日々の業務では企業の方と接する機会が多いので、力になれたと感じたときはとても嬉しいです。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

 こどもが生まれるタイミングで、今年4月から1か月半ほど育児休業を取得しました。4月は、どの職場もばたばたとしていることが多いのですが、そのようなタイミングでもチーム内で業務分担などを工夫してくれて、休めたことはとてもありがたかったです。改めて、仕事とプライベートの両立がしやすい職場だと感じました。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

 私は、入庁前に約8年、民間企業で働いておりましたが、県職員になってからは、業種も専門技術も違う様々な企業と関わることができるため、知識の幅が広がっていくのを感じています。このように、様々なものづくり技術に触れられるのも県職員(産業技術センター職員)ならではの魅力だと感じています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 当たり前のことですが、企業に依頼された試験の結果報告を行うときは、第三者機関としての立場を意識して、事実のみをお伝えすることを心掛けています。依頼者の欲しい結果とは違っても、気持ちを抑えて事実をお伝えすることで、信頼にもつながると考えます。その分、技術的な相談事があった場合は、親身になって話を聞くことを大切にしています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 現在、0歳、2歳、4歳の3人の子育てをしています。平日の仕事終わりや休日は、ほとんどをこどもと過ごしているため、最近ではアニメのサブ的なキャラクターや、主役と似ているキャラクターの特徴もわかるようになりました。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 栃木県は、全国でも有数のものづくり県であり、様々な分野でたくさんのものづくり企業があります。そんな栃木県で企業と技術的に関われることは、学びの場がたくさんありますので、ぜひ一緒に働ける日を楽しみにしています。

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