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採用試験情報

採⽤情報トピックス

大学卒業程度(早期枠)試験 〔行政・総合土木〕

ポイント1 専門試験なし

 第1次試験は基礎能力検査〔SCOA〕を実施します。専門試験はありませんので、民間企業を志望している方も受験がしやすい試験です。
※総合土木職については、第2次試験で専門分野について質疑応答を行うプレゼンテーション面接を実施します。

ポイント2 原則6月1日に合格決定

 最終合格発表は通常の大学卒業程度試験より2か月半早い6月1日(6月第1営業日)です。
 また、6月に実施する通常の大学卒業程度試験と併願が可能です。

社会人対象採用試験(行政・林業・総合土木・保健師)

ポイント1 専門試験なし

 いずれの職種も社会人経験等を重視しますので、第1次試験は基礎能力検査〔SCOA〕のみで専門試験はありません。
 なお、技術職については、各職種に応じた専門性を確認する面接試験を第2次試験で実施します。

ポイント2 61歳未満まで受験可能

 技術職については、61歳未満(令和6(2024)年4月1日現在)まで受験可能となります。なお、各職種に係る3年以上の職務経験が必要となります。
※行政職については、39歳未満まで受験可能

職員インタビュー(早期枠試験(行政))

国と市町の橋渡し役を担います!

 

教育委員会事務局施設課 助成担当

入庁年度

令和5年度

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

 私は大学4年間、県外の大学に通っていましたが、「生まれ育った栃木の発展に貢献できる仕事がしたい」という思いがあり、県民の生活を支え、県の発展に携わることのできる県職員を目指しました。また、大学3年時に学内で開催された栃木県職員説明会に参加し、職員の方が県職員を「スペシャリスト兼ゼネラリスト」と表現していたことが印象的で、県全体を統一する業務と地域の特性を生かした業務の両方に携わりたいと思うようになりました。

Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。

 私は公務員志望でしたが、特別枠(R6~早期枠)試験は教養試験の学習内容も十分に生かせる内容であると感じました。6月の通常枠試験の受験を前提にしていたので、挑戦できる機会が増えたと捉え、気負わずに試験に臨むことができました。また、民間企業を志望されている方にとっても、専門試験がないことや筆記試験が民間企業の採用試験でも使用されている基礎能力検査であることから、チャレンジしやすいのではないかと思います。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

 主に市町の小学校及び中学校の施設整備について、指導や助言を行っています。文部科学省には市町立公立学校建物の施設整備に要する経費の一部を補助する制度があり、県は、市町が希望する施設整備の内容が補助制度の要件に合っているかなどを確認し、適切な指導や助言を行った上で、その希望を文部科学省につなぐ橋渡しのような役割を担っています。職場の雰囲気は和やかで、分からないことや困ったことがあっても、上司や先輩方に相談しやすい環境の中で業務に取り組むことができています。

Q. やりがいを感じるのはどのようなときですか。

 担当した学校施設整備に係る調査が、文部科学省のホームページで公表されたり、新聞記事に掲載されたりした際は、スケールの大きな仕事に携われていることを実感し、やりがいを感じました。また、市町の担当者が集う研修会において、事務手続きや補助制度について説明したことが印象に残っています。資料作成や時間配分等の事前準備を入念に行ったので、参加者に理解していただき、達成感を味わいました。

Q. 県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。

 入庁前、県職員は黙々と業務をこなしているイメージでしたが、実際は活発な意見交換をしながら仕事をしていると感じています。国や市町はもちろんのこと、担当内においても、異なる職種の職員との連携が不可欠です。私の業務でも、設計図を確認するといった専門的な知識が必要になる場合は、建築職や機械職の方にアドバイスをいただいています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 担当内での情報共有の徹底や、補助制度に対しての十分な理解を心掛けています。施設整備の国庫補助活用に当たっては、正確な情報収集や提供、各種手続きの期限を厳守した事務が求められます。誤った処理をした場合、市町の財政に影響を与えることもあるため、仕事を円滑に進めるためにも、正確で丁寧な対応を大切にしています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 趣味はスポーツ観戦です。特にプロ野球が好きで、球場へ足を運び観戦しています。また、大学時代の友人と休日に食事や旅行に行くことで、気分をリフレッシュして仕事に励むことができています。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 入庁時は分からないことばかりでしたが、先輩方の丁寧な御指導のおかげで、業務にやりがいを感じつつ充実した県職員生活を送ることができています。栃木県の更なる発展のため、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

職員インタビュー(社会人対象試験(林業))

未来へつなぐみどり豊かなとちぎの森林

 

環境森林部森林整備課 森づくり担当

入庁年度

令和5年度

異動経歴

R5~ 現所属

Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。

 勤務と平行しながら、試験勉強に臨むことに対する不安な気持ちはありましたが、第1次試験では専門試験がなく、一般教養試験と論文試験のみであったため、勉強量の面での負担は他の自治体と比較すると少なく感じました。
 第2次試験の口述試験においては、社会人としての仕事に対する考え方や、林業行政における実践的な知識に関する質問事項が主な内容となっており、これまでの経験を生かすことができました。

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

 前職では県内の林業事業体の職員として、林業の現場において森林の整備業務に携わっていました。
前職の業務では、主に管轄地区の森林と向き合うことがほとんどでしたが、日々の業務を行っていくうちに、県内全域の環境・森林行政に携わっていきたい気持ちが芽生えてきました。県職員というこれまでとは異なる立場ではありましたが、自分自身の目標をより実現することができるのではないかと思い志望しました。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

 森林の中でも、より県民に身近な存在である里山林に関する業務を担当しており、地域の過疎化や高齢化等の問題と向き合いながら、「美しい里山」を守り続けていくための整備を進めています。また、緑化活動に関する業務も担当しており、緑化推進のために関係機関と調整しながら、日々の業務に取り組んでいます。
 職場は、同世代の職員が多く、上司も親切で業務上の悩みを相談・確認しやすい、風通しの良い環境です。

Q.民間で働く場合との仕事の違いや、これまでの社会人経験が生きていると感じることについて教えてください。

 民間企業と比較すると、よりチームとして業務に取り組む場面が多いと感じています。
 連携して業務に取り組むことで、チーム内の経験や意見を集約してより質の高い業務を円滑に進めていくことができていると思います。
 林業業界の実情や施策に対する業界の影響・反応について、業界目線での意見を聞かれることが多く、今までの業務経験が生かされると感じています。

Q.県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。または、県職員の魅力は何だと思いますか?

 県職員の魅力は、県内全域の環境・森林行政に携わりながら、多種多様な現場を知ることができることだと思います。また、現場における実情・課題等を踏まえた上で、新たな施策等を検討していくことができることも、自治体業務における大きな魅力の一つだと思います。

Q.仕事でやりがいを感じるときや、今までに印象に残っていることを教えてください。

 担当業務である、里山林整備事業における企画「とちぎ里山塾」での業務が、印象的でした。
県内各所から、企画に対して興味・関心を持った一般の方々が集まり、里山林の整備方法等に関する知識や技術を積極的に学んでいく姿から、県民の森林・林業に対する熱意を感じ取ることができ、里山の更なる活性化に向けたアイデア創出へのヒントとなりました。
また、参加者が充実した表情で企画に臨む姿に、こちらも嬉しい気持ちになりました。

Q.県職員の福利厚生は充実していると思いますか?

 有給休暇の積極的な取得を職場として推奨し、メリハリのある働き方をすることで効率アップを図る環境が整えられていると思います。また、「子の看護休暇」制度をはじめとした特別休暇も設けられており、状況に応じた休暇を取得することができるなど、充実した体制が構築されていると感じています。

Q.社会人対象採用試験の受験者へのメッセージをお願いします。

 社会人としての経験が、どこまで生かせるのか不安な気持ちで入庁しましたが、周囲の人たちのサポートで、そんな不安も払拭できると思います。
 心配せずに、前向きな気持ちで栃木県のために共に働きましょう。