
採⽤情報トピックス
大学卒業程度(早期枠)試験
令和7年度募集職種:行政・林業・総合土木
ポイント1 専門試験なし
第1次試験は、基礎能力検査〔SCOA〕をテストセンター方式で実施します。専門試験はありませんので、民間企業を志望している方も受験がしやすい試験です。
※技術職については、第2次試験で専門分野について質疑応答を行うプレゼンテーション面接を実施します。
ポイント2 原則6月1日に合格決定
最終合格発表は、通常の大学卒業程度試験より2か月半早い6月1日(6月第1営業日)です。
また、6月に実施する通常の大学卒業程度試験と併願が可能です。
高校卒業程度試験
令和7年度募集職種:行政・総合土木・電気・警察行政・小中学校事務
ポイント1 多くの職種で実施
R6年度において、事務系職種は、行政、警察行政、小中学校事務の3職種、技術系職種は、総合土木、電気、建築(警察本部)の3職種で採用試験を実施しました。
※最新の試験の募集職種については、受験案内等で御確認ください。
ポイント2 事務系職種は専門試験なし
事務系職種は、第1次試験に専門試験がありませんので、受験がしやすい試験です。
技術系職種については、各職種に応じた専門的知識及び能力について問う専門試験を行います。
社会人対象採用試験
令和7年度募集職種:行政・化学・農業・林業・総合土木・電気・警察行政・保健師
ポイント1 専門試験なし
いずれの職種も社会人経験等を重視しますので、第1次試験はテストセンター方式で実施し、基礎能力検査〔SCOA〕のみで専門試験はありません。
なお、技術職については、各職種に応じた専門性を確認する面接試験を第2次試験で実施します。
ポイント2 60歳まで受験可能
60歳まで受験可能となります。(警察行政は除く)
なお、技術職については、各職種に係る3年以上の職務経験が必要となります。
職員インタビュー(大学卒業程度(早期枠)試験(行政))
思いやりが自己成長と栃木の未来につながる!!

経営管理部 宇都宮県税事務所 課税部不動産取得税課
入庁年度
令和6年度
Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。
生まれ育った栃木県で、住民の生活を支え、地域の発展に貢献できる仕事がしたいと考えたからです。県外の大学に通っていましたが、一度県外に出たことで栃木の住みやすさと魅力を改めて実感し、地元である栃木県で就職することを決めました。また、行政は、異動により様々な部署で経験を積むことができるため、自分の知識の幅を広げるとともに、常に新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができるのではないかと考えました。
Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。
私は、民間企業と併願して就職活動を行っていましたが、特別枠(現早期枠)の基礎能力検査は民間企業でも使われている試験であり、専門試験がなかったことから、特別な対策を行うことなく、気負わずに受験することができました。面接試験についても、民間企業と同じような形式であり、「栃木のために尽力したい」という思いを落ち着いて伝えることを心掛けました。試験の時期が早いため、通常枠の受験を考えている方にとっても、大きな負担にならずに挑戦できる試験だと思います。
Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

土地や家屋を取得した場合に課税される、不動産取得税の課税業務を担当しています。具体的には、納税通知書の送付や減額等の申請対応、新築家屋の評価額の算出などを行っており、窓口・電話などで県民の方々と直接お話しする機会が多くあります。職場の雰囲気は和やかで、些細なことも周りに相談しやすく、安心して業務に取り組むことができます。常に課全体で協力して仕事を進めているため、助け合いの心があふれている職場です。
Q. やりがいを感じるのはどのようなときですか。
新築家屋の評価額を算出する家屋評価という業務で、大規模な建物の評価を終えたときです。評価では、見積書や図面、現地調査の結果から得られた情報を基に評価額・税額を算出します。少なくない時間をかけて取り組む業務であるため、冊子ほどの調査書をまとめ終えたときには、大きな達成感を味わえました。取り組んだ成果が数字として現れることで、県職員として県の主な歳入である県税の一部を担っているのだと実感することができました。
Q. 県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。
県庁に入る前は、公務員は黙々とデスクワークをしているというイメージがありました。しかし、実際には、周囲とコミュニケーションを取って進める業務がほとんどで、調査のために事務所の外に出ることもあります。また、卓球大会やソフトボール大会などのイベントがあり、所属外のコミュニティも豊かで、職員同士の仲を深める機会が数多くあることに驚きました。
Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。
分からないことを恥ずかしがらず、素直に学ぶことを心掛けています。仕事をする上では、業務上の専門知識だけでなく、仕事の進め方や周りとのコミュニケーションの取り方など、学ぶことは尽きません。温かい先輩方に頼りつつ、周囲の様子を見て臨機応変に行動できるよう、積極的に知識を吸収することを大切にしています。
Q.仕事以外の生活について教えてください。
平日の終業後や休日は、学生時代から続けている楽器の練習をしたり、家の周りを散歩したりすることが多いです。また、休暇制度も充実しているため、平日に休暇を取って、休日では混雑してしまうような観光地へ出かけることもあります。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。
行政は、数年ごとの異動により様々な部署を経験できるため、自分の可能性を広げ、県庁内外のつながりを深められることが魅力だと思います。自然豊かで穏やかな栃木県の中枢に位置する栃木県庁は、温かく生き生きとした職場です。ぜひ、栃木県のこれからを一緒につくりましょう!
職員インタビュー(高校卒業程度試験(電気))
環境に優しい水力発電で栃木県を美しく

企業局 今市発電管理事務所 施設第二課
入庁年度
令和4年度
Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。
私たちの生活に欠かせないインフラを整備し、生まれ育った栃木県に貢献したいと考えたのが志望のきっかけです。また、自分が今までに学んだ専門的知識を生かして、暮らしやすい社会を作り、住民の生活を支えることができる点に魅力を感じたのも理由の一つです。さらに、地元の市町村だけでなく、県全体の事業に携わりたいという思いから、県職員を選択しました。
Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。
自分が受験したときは、試験には、教養試験、専門試験、作文試験、面接試験がありました。教養試験については、科目数が多く幅広い知識が求められ、専門試験については、電気職の場合は電気・電子・情報・物理等の専門的知識が求められ、多くの勉強時間が必要だと思いました。作文試験や面接については、自分の考え方や気持ちを追求し、過去の経験を振り返り、自分の中の答えをはっきりさせることが大事な要素だと思います。
長期間、質を落とすことなく対策し続けることに苦労しました。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

水力発電所設備の維持・修繕・管理等の業務を担当しています。
設備の劣化や損傷した箇所の修繕、維持管理のための定期的な巡視・点検、発電所の適切な運用のための監視制御業務を行っています。また、前線による大雨の際には、ダムの洪水を防ぐために放流対応を行っています。
職場では、皆がやりがいと責任感を持って業務に取り組んでおり、困ったことがあった際には気軽に相談できる風通しの良い職場です。
Q. やりがいを感じるのはどのようなときですか。
設備の修繕・更新を行いそれが形になったときや、電気事業に携わることで経験を積み自分の成長を感じるときにやりがいを感じます。
工事の設計業務では、基準書等を根拠に適切な設計書を作成しています。また、発電設備の巡視・点検では、電気工作物保安規程に基づき実施し、記録することとなっているため、根拠や規程に沿って業務を進めることを心掛けています。
印象に残っている業務は、発電所を停止した状態で行う停止作業です。なかでも、取水口から発電所までつながっている導水路の内部点検が印象深いです。
Q. 県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。
県庁に入る前、県職員は、基本的にパソコンに向かって事務作業をするイメージが強くありました。実際に県職員の技術職として働くと、現場での作業の頻度が高く、専門知識が役に立ち必要となっているという点でイメージが変わりました。
また、地域住民との関わりだけでなく、事業者とのやりとりも多く、様々な方と関わっていることが分かりました。
Q.仕事以外の生活について教えてください。
趣味は、お菓子作りとカフェ巡りです。土・日・祝日は、カフェ巡りのために県外に行くことが多いです。平日の仕事終わりでも焼き菓子を作り、ゆっくりとした時間を過ごしています。
基本的に休暇を取りやすいため、自分の時間を作りやすく、仕事の疲れをリフレッシュすることができています。
Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。
県職員は、住民の暮らしを支えることができ、責任感とやりがいを感じられる仕事です。また、休暇や手当などの福利厚生が充実しており、ワーク・ライフ・バランスを重視した働き方ができます。県職員になって、県民の生活に貢献してみませんか。
職員インタビュー(社会人対象試験(行政))
未来につながるとちぎづくり!

危機管理防災局 消防防災課 消防救急担当
入庁年度
令和3年度
異動経歴
R3~ 会計局 会計管理課 総務企画担当
R5~ 会計局 会計管理課 会計管理担当
R6~ 現所属

Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。
法律や行政学などの専門試験がなかったため、公務員に特化した試験勉強は不要でした。働きながらでも試験対策がしやすかったです。
社会人としてどのような経験を積んできたか、それによって自分がどのように成長してきたかなど、自分自身を見つめ直す良い機会にもなりました。
Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。
所属の予算管理や消防救急に関する国庫補助金の取りまとめを行っています。
職場の雰囲気はとても和やかで、自由闊達な意見交換が行われています。わからないことは上司や同僚に相談しやすく、一人で深く悩まずに業務に取り組むことができています。
災害対応を所管する局のため、災害が発生しそうなときは、迅速に対応できる体制が敷かれて緊張感が生まれます。
Q.民間で働く場合との仕事の違いや、これまでの社会人経験が生きていると感じることについて教えてください。
営利目的ではなく、県民の利益の追求を目指しているので、様々な視点から物事を見る必要があります。
民間で働いていた時に多くの人と出会い、コミュニケーションを取ってきた一つ一つの経験が、生かされていると思います。栃木県庁は、社会人経験を積んだ様々な人の経験が生かせる職場だと思います。
Q.県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。または、県職員の魅力は何だと思いますか?
県職員は、とても真面目でお堅いイメージがありましたが、一緒に働いてみるとフランクで親しみやすい人が多くて驚きました。
職場の皆がより良い“とちぎ”づくりを目的にしているので、同じ目的に向かって多種多様なアイデアが生まれて、それをブラッシュアップしたものが県の施策につながるのはとても魅力的だと思います。
Q.仕事でやりがいを感じるときや、今までに印象に残っていることを教えてください。
2022年に開催されたとちぎ国体・とちぎ大会や、新型コロナウイルス感染症対応、豚熱の防疫措置など、所属の職員だけでは対応できないときには、動員者としてその業務に当たることがあります。
大変なことであっても、県民の利益の追求のために、県職員みんなで協力して業務に当たったことは、とても印象深く、公務員としての誇りを感じることができました。
Q.県職員の福利厚生は充実していると思いますか?
とても充実していると思います。
しっかりとした制度が整備されているので、安心して働くことができます。
有給休暇等の積極的な取得が推奨されているので、家族と過ごす時間や趣味に充てる時間が増えて、プライベートも充実できています。

Q.社会人対象採用試験の受験者へのメッセージをお願いします。
新たなチャレンジを不安に感じてしまうことも多いと思いますが、栃木県庁は社会人の経験を大いに生かせる職場です。
栃木県庁で待っています!!
職員インタビュー(社会人対象試験(保健師))
地域に暮らす皆さまの健康を守ります。

保健福祉部 安足健康福祉センター 健康対策課
入庁年度
令和6年度
Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。
専門知識を問われる試験の内容は、論文試験と口述試験であり、これまでに培った知識や経験をアピールすることができました。基礎能力検査に対しては、問題集を買って少しずつ勉強をしました。問題の形式に慣れたことで、本番では落ち着いて解くことができました。

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。
私は、看護師として経験を積んできましたが、いずれは保健師として人々の生活に近いところで働きたいと思っていました。しかしながら、保健師の採用には年齢制限を設けている自治体が多く、叶わずにいました。そうした中、4年前から夫の仕事の都合により栃木県で暮らすようになり、県庁で保健師の社会人採用が開始されたのを知って、チャレンジしました。
Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

現在、341疾病ある指定難病に関する業務を行っています。難病に係る医療費助成制度の申請受付や地域で暮らす難病患者の個別支援、患者家族会のサポートなどを担当しています。初めての仕事ばかりですが、先輩職員や上司からアドバイスを受けながら対応しています。私が配属された課の担当業務は、このほか栄養や感染症予防など多岐に渡りますが、お互いに助け合って仕事をしています。
Q.民間で働く場合との仕事の違いや、これまでの社会人経験が生きていると感じることについて教えてください。
現在担当している業務では、県民の皆さまと直接接することが多く、これまでの社会人経験が大いに生かされていると感じています。行政の仕事は、住民サービスの一つであり、まさに全体の奉仕者として、その地に暮らす住民を対象とする点が民間とは大きく異なります。日々の業務においても、行政保健師の立場から、住民の健康を守るために何ができるかを考えながら働いています。
Q.県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。または、県職員の魅力は何だと思いますか?
行政の仕事は法令に基づいているため、個人の裁量はほとんどないのかと思っていました。しかし、その中でも企画・提案ができたりと、「意外と柔軟なのだな」という印象を受けました。また、公務員には定期的に異動がありますが、異動があることで県内各地域の特性に触れられます。現場で県民と触れあう仕事から、本庁において政策立案にかかわる仕事があるなど、仕事の幅があるのが県の仕事の魅力だと思います。
Q.仕事でやりがいを感じるときや、今までに印象に残っていることを教えてください。
看護師として働いていたときは、患者個人に対応していましたが、保健師の仕事は住民の健康の保持・増進のために、個別事例に対応するだけでなく、地域全体を看るところにやりがいを感じます。一つ一つの事例に対応する場合にも、地域という視点を持つことで、その地域の課題を見いだし、健康問題を予防する事業につなげることができます。そういう仕事ができる保健師になれるよう、日々研鑽中です。
Q.県職員の福利厚生は充実していると思いますか?
時差出勤として、勤務パターンが選べたり、子育て中の職員は看護休暇や時短勤務ができるなど、家族の状況に合わせて勤務する環境が整っており、多くの職員が利用しています。また、通勤に際して高速道路や新幹線を利用する場合、条件を満たせば一定額の手当が支給されるので、勤務地が遠方でも通勤の負担は軽減されます。

Q.社会人対象採用試験の受験者へのメッセージをお願いします。
これまでの経験を生かしながらも、新しいことを学べ、充実した日々を送っています。皆さまと一緒に働けることを楽しみにしています。