栃木県職種一覧

保健師

地域のニーズに応じた健康相談、健康教育、各種指導等を企画立案し、実施します。
県民の心と身体の健康を守る仕事です。

主な勤務場所

保健福祉課、医療政策課、健康増進課、感染症対策課、健康福祉センター、衛生福祉大学校

窓口での個別相談
窓口での個別相談
精神保健に関する啓発
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職員インタビュー

県民の声を聴き、誰もが住みやすい地域を目指します

 

保健福祉部県北健康福祉センター 地域保健部健康支援課

入庁年度

平成22年度

異動経歴

H22~ 県北健康福祉センター 地域保健部 健康支援課
H25~ 矢板健康福祉センター 保健衛生課
H31~ 現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

 主に、精神保健福祉に関する業務を担当しており、心の悩みを抱えている方やその御家族に対し、電話や面接、家庭訪問等で相談支援業務を行っています。また、個別支援や集団支援を通して、当事者や御家族、支援機関の方々からいただいた生の声を基に、保健・医療・福祉の関係機関の方々と協働しながら、心に悩みを抱えた方にとって暮らしやすい地域づくりに取り組んでいます。職場の雰囲気は、困った時に気軽に何でも相談し合える、明るくて風通しの良い職場です。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

 県北健康福祉センターでは精神保健福祉業務に従事し、個別支援や支援機関向けの研修会の企画、ネットワーク構築のための会議運営を担当してきました。また、コロナ禍では、疫学調査なども経験しました。矢板健康福祉センターでは、筋肉や神経難病の患者さんの在宅療養支援に携わりました。どの業務においても関係機関の方々と連携を図っていくことの大切さを実感しています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

 課題が複雑に絡んでいる事例もあり、様々な機関と連携を図ることが必要になります。地域でその人らしい暮らしができるよう、関係機関の方々と知恵を出し合い、チーム一丸となって支援を行った結果、患者さんが生き生きとした表情で暮らしている姿を見ることができるのは保健師の醍醐味です。一つ一つ丁寧に向き合うことで学びも深まり、自身のスキルアップにもつながります。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

 精神障害のある方の退院支援に携わったことです。初めは支援者が関わることを快く思われていなかった方が、病院や訪問看護と連携し支援を重ねていく中で、少しずつ信頼関係が構築され、「サポートしてもらえてよかった。」と言ってくださった時は嬉しかったです。その人の持つ力を信じ、時には見守るという伴走支援も大切であるということを学びました。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

 行政保健師は、地域住民の生活の場へ赴き、生の声を聞くことができるという強みがあると思います。そして、そこから吸い上げたニーズや課題を施策につなげるという重要な役割を担っています。そのため、個別支援を土台に、地域課題や県の課題について広い視点で見通すことができるような視野を持つことが大切だと感じています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 どの分野においても対人支援を行う中で、相手が長い人生の中で培ってきた、価値観や考え方があるということを常に念頭に置き、その人の真の思いを知ろうとする姿勢や、相手の人生の一部に関わらせていただくという意識を持つことを心掛けています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 数年前から、休日は家族でキャンプに行くことを楽しみにしています。時間を気にせず子供たちと、自然の中で川遊びや虫採りをすることで、ON・OFFを切り替え心身ともにリフレッシュを図ることができています。

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