栃木県職種一覧

農業

農業施策の企画立案、農業の担い手の確保・育成や農地の利用集積、新品種及び農業生産技術の開発などの試験研究のほか、新技術や経営改善の普及指導などを行います。

主な勤務場所

農政部各課、農業振興事務所、農業総合研究センター、農業大学校

いちごの生育調査
梨(にっこり)の海外プロモーション

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職員インタビュー

農業者と共に!栃木県の農業を未来につなげます

 

農政部 農政課 農政戦略推進室

入庁年度

平成27年度

異動経歴

H27~ 農業試験場(※)病理昆虫研究室
※現在の農業総合研究センター
H30~ 経営技術課環境保全型農業担当(※)
※現在のグリーン農業推進担当
R3~  財政課予算担当
R6~  現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

 近年、温暖化による気候変動の影響が問題になっていますが、栃木県の農業においても、農作物や農業施設が被災する農業気象災害が毎年のように発生しています。このような中、農業気象災害を未然に防止するための業務を担当しています。
 職場は、業務のノウハウを始め、自身の経験を惜しみなく教えてくださる方が多く、何事も相談できる安心感があります。また、同年代や女性職員も多く、過ごしやすいです。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

 農業試験場では、トマトやいちごの病気について研究を行いました。経営技術課では、当時、国内で確認されたばかりの害虫であったクビアカツヤカミキリの防除対策を担当し、防除マニュアルの作成などを行いました。農政部以外の部局では財政課に在籍し、そこでは県全体の予算や債務管理に関する業務を経験しました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

 農業職の魅力は、現場や県民(農業者)との距離が近いことだと感じています。「農業職の人は熱量が違うよね」と言われることがありますが、農業職としての現場での経験から、自分たちの仕事の出口に誰がいるのか、明確にイメージしながら取り組めることが、仕事に対する熱意につながっているのだと思います。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

 試験研究は、試行錯誤のくり返しで大変なことも多かったのですが、自分の研究成果を実際に御自身の農場に導入してくださった農業者が、「困りごとが解消できて助かった、良い技術だ」とほかの農業者にも勧めてくださったことを知ったときは、農業現場で役立つ研究ができたと実感を持つことができ、「頑張って良かったな」と思えました。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

 農業者や関係団体と直接関わり現場を支える普及指導から、現場や消費者のニーズに貢献できる品種や技術を開発する試験研究、国に対して地方自治体としての意見の表明、県の農業の推進方針を策定する仕事まで、幅広く、スケールも多様な業務があり、異動によって担当も変わるので、様々な経験を積むことができます。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 仕事の出口にいるのは県民ですので、「県民の役に立つ仕事ができているか」という問いは、仕事に臨む上で大切にしています。農業職は、農業者が一番の対象になりますが、県として農業者を支援することで、消費者の立場にいる方にはどのような影響があるか、事業の目的を理解し、共感していただけるかなど、広く考えることを意識しています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 プライベートでは、地元のお囃子保存会に所属しており、地域のお祭りやイベントで演奏しています。こどもからお年寄りまで、幅広い年代の仲間との演奏は楽しいですし、何よりお祭りでのワクワク感は最高です。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 育児休暇等への周囲の理解も深く、福利厚生も充実しており、「仕事のやりがいも、プライベートも大切!」という希望を実現できることも県職員の魅力の1つです。充実した環境の中で、私たちと一緒に栃木県の農業を支えていきましょう!

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