栃木県職種一覧

畜産

畜産物の生産拡大、流通加工促進、ブランド力強化など、畜産業の振興に関する企画立案や、生産技術指導、試験研究の業務に従事します。

主な勤務場所

畜産振興課、農業振興事務所、畜産酪農研究センター

畜産農家の肉牛の発育状況確認
研究施設での豚の発育調査

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職員インタビュー

とちぎの畜産の未来を共に築く!

 

農政部 芳賀農業振興事務所 経営普及部農畜産課

入庁年度

平成28年度

異動経歴

H28~ 畜産酪農研究センター企画情報課養豚研究室
R2~   畜産振興課生産流通担当
R4~  現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

 普及指導員として、直接農業者に接して農業技術・経営に関する支援を行っています。例えば、肉用牛がどのくらい成長しているかを調査し、その結果を基に、飼養管理や経営の改善ポイントをアドバイスしています。
 農業振興事務所は、経験豊かな先輩をはじめ、若手の職員も多く所属しています。また、畜産だけでなく、農業や行政といった職種の職員がいるため、様々な方と楽しくコミュニケーションを取ることができる職場です。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

 一言で表せば「畜産に関する業務」を主に経験しましたが、養豚の試験研究、酪農や乳業の振興、農業者への普及指導など、業務内容は幅広いものです。ただし、どの職場でも意識していたことは「農業者の力になりたい」ということです。また、様々な業務の経験によって、自分の視野が広がり、現在の業務に生かされています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

 農業者の方に頼りにされたり、「ありがとう」と言ってもらえたりするときにやりがいを感じます。農業者の力になるために、普段の業務により自分を成長させることを常に意識しています。そのため、農業者からの信頼や感謝の言葉は、私の中で最もやりがいを感じるものであり、今後も農業者の力になれるよう頑張り続けます。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

 酪農の新規就農を支援できたことが印象に残っています。近年、農業者の高齢化や後継者不足、生産コストの高騰など、農業は多くの課題がありますが、私が支援した方は、親族ではない地域の酪農家の経営を引き継ぐ形で就農しました。「農業を始めたい」という情熱・覚悟を持った方を支援できたことは、かけがえのない経験です。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

 畜産に関する民間の会社で働こうとした場合、飼料、動物薬、資材など専門に特化した会社が考えられますが、県職員の畜産職として働く場合、行政、試験研究、普及指導など、幅広い分野で畜産に関わることができます。また、何よりも地域の農業者と直接コミュニケーションを取りながら支援できることが魅力だと感じています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 何をやるにしても、自分を成長させ、地域や農業者に貢献できる力を身につけることを心掛けています。また、どんな仕事であっても一人ではなく、周りの方々との連携・協力が大切だと思っています。自分の仕事に関わる方々への感謝の気持ちを忘れずに、日頃からコミュニケーションを取ることを意識して仕事に取り組んでいます。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 栃木県では、育児や看護に関する休暇があり、子育てのために積極的に活用しています。こどもと出かけたり遊んだりすることで気持ちのリフレッシュになり、効率的な仕事につながっていると感じています。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

 私は栃木県外の出身ですが、魅力あふれる栃木県で楽しく仕事をしています。栃木県は、おいしい食べ物がたくさんあるし、観光や遊びに行く場所も多いですよ。これを読んだ方々と一緒に働ける日を楽しみにしています。

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