栃木県職種一覧

畜産

畜産物の生産拡大、流通加工促進、ブランド力強化など、畜産業の振興に関する企画立案や、生産技術指導、試験研究の業務に従事します。

主な勤務場所

畜産振興課、農業振興事務所、畜産酪農研究センター

畜産農家の肉牛の発育状況確認
畜産農家の肉牛の発育状況確認
研究施設での豚の発育調査
研究施設での豚の発育調査

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職員インタビュー

栃木の畜産の持続的な発展を支えます

 

農政部畜産振興課 環境飼料担当

入庁年度

平成24年度

異動経歴

H24~ 畜産酪農研究センター 家畜生産技術部 乳牛飼養研究室
H28~ 畜産酪農研究センター 企画情報課 乳牛研究室
H29~ 塩谷南那須農業振興事務所 経営普及部 農畜産課
H31~ 河内農業振興事務所 経営普及部 農畜産課
R4~ 畜産振興課 生産流通担当
R5~ 現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

 牧草地の更新や造成を支援する補助事業を担当しています。牧草地を増やすことで、家畜飼料の自給率が高まり、飼料購入費の削減につながることで、畜産農家の経営改善に貢献できます。また、堆肥化処理施設等の畜産環境に関する施設の整備を支援する補助事業も担当しています。畜産の課題である臭気を抑制し、地域と調和した、持続的に発展可能な畜産を推進しています。
職場はとても風通しが良く、困ったことは何でも相談することができます。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

 畜産酪農研究センターでは、乳牛の飼養管理に関する研究、乳製品加工を行うための研究施設の整備を担当しました。その後、2つの農業振興事務所では、普及指導員として、畜産農家を直接訪問し、技術指導を行いました。特に、牛農家において、稲を原料とした飼料の給与技術の普及を進めました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

 試験をした家畜飼料が畜産農家で使われるようになったときや、補助事業により、畜産関係の施設が整備されるなど、自分がやってきた仕事が成果として形になったときにやりがいを感じます。また、直接生産者に技術指導等を行うこともありますが、その結果、農家経営等が改善し、感謝されたときは、この仕事を選んで良かったなと感じることができます。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

 若手農家が自身の経営改善のプロジェクトに取り組み、その成果を発表する大会があります。そのプロジェクトの取組を支援し、発表会で好成績を収めたことが印象に残っています。その生産者から感謝され、大変うれしい経験であったことはもちろん、若手生産者が普段の仕事で困っていることをどのように解決するか、一緒に考え、試行錯誤したことは、その後の仕事への向き合い方の大きなヒントとなりました。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

 畜産職では、現在私が担当している補助事業の執行や施策の企画立案などのほか、新しい技術の開発等を行う試験研究、それら技術を直接生産者に伝える普及指導など、様々な業務を担当します。県農業大学校で学生相手に授業をすることもあります。これほど多岐にわたる業務は公務員ならではだと思います。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 関係団体や市町はもちろん、民間企業など多くの関係者とともに業務を進める必要があるため、些細なことでもきちんと連絡を取り合い、円滑なコミュニケーションが図られるように心掛けています。また、できる限り生産者から直接話を聞き、情報収集するように心掛けています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 幼い頃から続けているスキーを大人になった今でも楽しんでいます。有給休暇を取りやすい環境のため、休みを利用し、遠くのスキー場まで家族で泊まりで出かけ、心身のリフレッシュを図っています。

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