過去掲載職員インタビュー

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総合土木(農業土木)

総合土木(農業土木) 過去掲載職員インタビュー(2023年度掲載)

2023年度掲載 職員インタビュー

職員インタビュー

栃木の農業における生産基盤を整備します!

 

農政部下都賀農業振興事務所 農村整備部整備第二課

入庁年度

平成26年度

異動経歴

H26~ 芳賀農業振興事務所農村整備部調査保全課
H29~ 農地整備課圃場整備担当
R2~ 塩谷南那須農業振興事務所農村整備部整備課
R4~ 現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

 農業用水を農地に供給する「堰」の改修工事を担当しています。堰とは、河川から水を引き入れる際に設けられる取水施設で、農業を行う上で重要な施設になります。業務では、建設会社との現場⽴会い、関係機関との協議、工事費の積算などを⾏っています。職場は仕事で悩んでいることがあれば、気軽に相談でき、風通しが良く明るい雰囲気です。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

 農業振興事務所では、農地の区画整理や農業水利施設の調査設計、工事の発注や工事現場での監督業務を経験しました。大雨等により、農地が被災した際には、現地での測量、復旧に向けた図面の作成を行いました。また、農地整備課では、農地の区画整理を行う国庫補助事業に関する予算管理や、国との協議調整等を行いました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

 自身が設計・積算した内容に基づいて工事が進み、地元や関係者と話し合いながら描いたものが形になっていくため、工事が完成したときにやりがいを感じます。また、工事が完了した後、農業者の方等からお礼を言われたときは、この工事をしてよかったなと思いました。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

 令和元年度東日本台風の災害対応業務です。県内でも数多くの農地・農業用施設が被災し、復旧のための現地での測量や、復旧に向けた図面の作成等を行いました。災害の際は被災農家が1日でも早く営農を再開できるよう、速やかに復旧を行う必要があります。今後も大規模災害が発生した際は、迅速かつ的確に対応したいと思っています。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

 技術職として民間で働く場合、工事に関する調査・設計を行う「建設コンサルタント」や、実際に工事を施工する「建設会社」などがあります。工事を行う際は、それぞれの専門の会社が担当しますが、公務員であれば、発注者として調査・設計から工事完了まで携わり、県民の方が利用している場面に出会えることができるのが魅力だと思います。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 公共事業を実施するに当たっては、税金を財源に、多額の費用を要します。このため、事業を行う際は、事業の必要性・妥当性を判断し、業務を行っています。また、工事を行う際は、利用者の視点に立ち、利用者が使いやすい環境を整備するよう⼼掛けています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 趣味は、サッカー観戦、映画鑑賞などです。休日は、スタジアムでサッカーを見たり、温泉に行ったりして気分転換を図っています。