過去掲載職員インタビュー
2023年度掲載 職員インタビュー
職員インタビュー
幅広い視点で建築に携われます!
県土整備部建築課 企画営繕担当
入庁年度
平成26年度
異動経歴
H26~ 建築課建築第二担当
H28~ 総合スポーツゾーン整備室整備推進担当
H31~ 管財課財産活用推進室財産活用チーム
R4~ 現所属
Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。
県が所有する建築物について、様々な部署から提起される設計や工事の相談に対応しています。相談内容には、「建替えをしたい」「雨漏りを止めたい」「施設を壊したい」など様々なものがあり、解決策を検討し、スケジュールや経費等を整理しながら業務を進めています。
周りの先輩職員は経験豊富で相談しやすく、とても和やかで仕事のしやすい環境です。
Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。
最初の2つの所属では、県の各庁舎や県営住宅、県立学校や運動施設など、県が所有する建築物について、何度も現場へ行きながら設計や工事の監理業務に従事しました。管財課では、県が所有する建築物やインフラなどの財産について、長期的な観点で維持管理していくために、関係部署と協議しながら県有財産の利活用を推進する計画の改訂業務に従事しました。
Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。
担当した建築物の工事が完了し、実際に利用されているところを見た時です。特に、令和4(2022)年度に開催された「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」では、工事に携わった栃木県総合運動公園が会場として利用され、競技者や観客の方が笑顔で過ごす姿を見て嬉しく思いました。設計や工事で終わりではなく、このように実際に県民の方が利用している様子を間近で見ることができる点も、県職員の魅力です。
Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。
総合スポーツゾーン整備室での経験が印象的です。栃木県総合運動公園において「県民に愛され、県民が誇れる、県民総スポーツの推進拠点」を整備するため、工事等の監理に加え、関係部署や市、関係団体や地元⾃治会などの様々な人々との協議・調整など、多くの業務を経験することができました。この経験が、現在の業務にも活かされています。
Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。
建築について、幅広い視点で携わることができる点です。県職員の業務では、設計や工事などの「小さな世界を考える視点」から、計画の策定などの「大きな世界を考える視点」まで、幅広い視点で建築に携わります。また、おおよそ3~4年で異動を経験するため、多角的な観点から建築の知識を学べることも大きな魅力です。
Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。
業務を進める時は常に、県民がどのように思うか考えて仕事しています。
目的を確認しながら業務を進めることを大切にしています。建築物を作る過程では、設計や工事、維持管理、関係法令、まちづくり、経費、材料、環境負荷など多くのことが複雑に絡み、また関係者も増えるため、その建築物を作る目的が霞んでしまうこともあります。そのようなときは、一旦立ち止まり、仕事を進める上で世の中が求めていることや、利用する人・管理する人が求めていることを思い出し、目的を再確認しながら業務を進めています。
Q.仕事以外の生活について教えてください。
休日は、友人と一緒に県内の山奥で渓流釣りをしながら自然を満喫しています。また、自宅が遠方のため、時差出勤やテレワークを積極的に活用し、ワーク・ライフ・バランスの取組みを実践しています。