過去掲載職員インタビュー

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総合土木(農業土木)

総合土木(農業土木) 過去掲載職員インタビュー

2022年度

職員インタビュー

とちぎの農業における“基盤づくり”に貢献!

 

農政部 農村振興課 総務企画担当

入庁年度

平成25年度

異動経歴

H25~ 上都賀農業振興事務所 農村整備部 整備課
H28~ 下都賀農業振興事務所 農村整備部 整備課
    (H31~ 整備第二課)
R2~ 現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。

担当業務のひとつとして、市町が実施する地籍調査に係る指導を行っています。地籍調査とは、各土地の地目や現在の所有者等を確認し、併せて境界測量と面積測定を行い、その結果に基づいて土地の情報が記載された簿冊や地図を作成するものです。土地に関する正確な資料が作成されることで、道路工事等の公共事業における事前調査や測量、災害復旧時における土地境界の復元等、土地に関する様々な場面で活用できるようになります。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

農業振興事務所では、農地や農業用施設の整備に係る調査設計や工事の発注、工事現場での監督業務を経験しました。事業を進めるに当たっては、農業者の理解や協力を得ることが重要です。農業土木に関する知識や経験のほか、信頼関係を築くコミュニケーション能力の必要性を実感しました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

整備した農地や農業用施設が、実際に農業で活用されているところを見たときにはやりがいを感じます。様々な課題を抱えつつ、上司や先輩、関係者の指導を受けながら、整備した農地や施設で実際に作物が育ち、無事に収穫を迎えたところを目の当たりにすると、地域の農業振興に自分も貢献できたかなと思います。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

排水用の農業用施設で、施設の役割や仕組みについて紹介する見学会を開催したことです。県南地域では、農地の浸水被害防止・抑制を目的とした排水施設が点在しています。近年は全国的に豪雨災害が多発している状況ですので、防災施設として農業者だけでなく一般の方々にも紹介できたことは良い機会だったと感じています。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

農業農村整備の推進に当たり、農業関係者の理解を得るため丁寧な説明が求められます。また、組織内や国・関係市町に対し説明する機会もあります。そのため、相手方に応じて、専門的な用語をわかりやすく表現したり、膨大な資料を読みやすくまとめたりといった“文章力”を求められるのは、公務員の特徴の一つと感じています。