過去掲載職員インタビュー

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保健師

保健師 過去掲載職員インタビュー(2023年度掲載)

2023年度掲載 職員インタビュー

職員インタビュー

地域のみなさんの健康をプロデュースします。

 

保健福祉部 県西健康福祉センター 健康支援課

入庁年度

平成27年度

異動経歴

H27~安足健康福祉センター健康対策課
H30~医療政策課 看護職員育成担当
R1 ~保健福祉課 地域保健担当
R3 ~現所属 

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

 主に精神保健を担当しており、心の病気や治療について、電話や訪問で相談を受けています。精神障害を抱える患者さんが退院する際、地域での生活にスムーズに戻れるように、支援チームを作ったり、患者さんの御家族向けに、心の病気についての勉強会を開催したりしています。職場は穏やかな雰囲気で、相談もしやすく、同僚と協力しながら日々の業務に取り組んでいます。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

 健康福祉センターでは、結核患者さんの服薬支援や接触者の健康診断、性感染症検査の業務を担当していました。本庁では、地域保健福祉職員のスキルアップのための研修や学会の開催、災害時の対応をまとめたマニュアルの改定を行いました。新型コロナウイルスの対応も、健康福祉センター職員総出で行いました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

 現在の業務では、患者さんの体調がとても悪いタイミングで初対面となることも多いです。しかし、支援の結果、適切な治療やサービスの利用につながり、見違えるように元気になった姿を見ることができました。患者さんや御家族の笑顔から、次の仕事への活力をいただいています。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

 新人の頃、初めて1から啓発キャンペーンの企画をしたことが、印象に残っています。啓発の必要性、方法、予算等、組立て方の基本を学び、他の課の先輩からもアドバイスをいただいて、なんとか形にすることができました。地域のために必要なことを事業という形で創り出せるのも、保健師の大切なスキルだと思います。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

 行政保健師の強みのひとつは、「家庭訪問」だと思います。生活の場には、電話や相談窓口だけではつかめない患者さんや御家族の姿があり、こちらから出向くことで、よりその人に合わせた支援ができます。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

 県民の方々の人生に関わる仕事ですので、本人の目線で考えられるようやりとりを重ねることを心掛けています。様々な立場の方を対象にしているので、それぞれの価値観を大切にしながら、保健師に相談して良かったと思ってもらえるような支援を目指しています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

 休日には、映画や読書を楽しんでいます。美味しい物が大好きなので、お気に入りのカフェを巡ったり、栃木のいちごを食べたりして、リフレッシュしています。