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行政

行政 過去掲載職員インタビュー(2023年度掲載)

2023年度掲載 職員インタビュー

職員インタビュー①

災害に強いとちぎづくりを担います

 

県民生活部危機管理課 総務企画担当

入庁年度

令和3年度

異動経歴

R3~ 現所属

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

宇都宮出身で、大学も県内の大学に進学しました。地元のためになる仕事をしたいという思いから、県職員を目指しました。実際に仕事をする中で、県職員の仕事は本当に多岐に渡るということに気づき、様々な分野で栃木県に貢献できることを嬉しく思っています。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

県民の防災意識の高揚を図るため、テレビ・ラジオでの広報や防災イベント開催などの普及啓発業務を担当しています。また、県内で災害が発生した場合は、関係機関と連携して情報収集を行うなどの災害対応業務に従事しています。平時は和やかな雰囲気の職場ですが、災害時は一気に緊張感が高まり、気を引き締めて業務に当たっています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

親子向けの防災イベントを開催したことが印象に残っています。出展内容の検討や出展者との調整は大変でしたが、職場の人たちや民間企業の方たちと連携してやり遂げることができました。参加する人たちが楽しそうにしている様子を見ることができたときは、頑張って良かったと思いました。

Q.県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。

「公務員はお堅い」というイメージがあったのですが、職場の人たちは面白い人たちばかりで、いつも楽しく仕事をすることができています。また、異動に伴って業務内容が変わっても、業務に関する勉強を欠かさない先輩方の姿勢はとても尊敬できると感じています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

県庁の業務は、自分一人で完結する仕事は少なく、庁内の各課所や市町、民間企業と連携して仕事をすることが多いです。自分も相手も気持ちよく仕事ができるよう、相手に丁寧に対応し、一緒に仕事をする中で築いた関係を大切にすることを心掛けています。

Q.今後の目標や取り組んでいきたいことは何ですか。

大好きな地元の栃木県ですが、まだまだ行ったことのない場所や知らない魅力があると思います。県外の人に栃木県の魅力を尋ねられたときの自分の引き出しをもっと増やせるよう、県内の観光地を訪れたり美味しいものを食べたりしたいです。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

社会人になってから何か趣味を見つけたいと思い、乗馬を始めました。また、実家で柴犬を3匹飼っているので、暇を見つけては会いに帰っています。仕事を頑張るためにも、休日のリフレッシュは大切だと思います。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

県庁では幅広い業務に携わることになりますが、優しく教えてくれる先輩のおかげで楽しく仕事ができます。職員ガイドを見ている皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています☺

職員インタビュー②(障害者対象選考考査)

県内企業の働きやすい職場づくりをサポートします。

 

産業労働観光部労働政策課 労働経済・福祉担当

入庁年度

令和3年度

異動経歴

R3~ 現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。

県内企業の働きやすい職場づくりに関する業務を担当しています。企業が抱える働き方改革についての課題等を解決するための講座の開催に当たって、委託先との連絡調整等を行っています。また、企業だけでなく県民の方への支援として、労働者からの労働条件等に関する幅広い相談対応や、メンタルヘルス相談事業も行っています。

Q.職場環境や職場の雰囲気について教えてください。

私は聴覚に障害を抱えていますが、職場の方は障害への理解があり、電話応対や聞こえづらい時に席を替わっていただく等の配慮をお願いしやすい環境です。人事課には障害者のための相談員が配置されており、何か困ったことがあれば相談しやすい環境でもあります。
また、有給休暇が取りやすく、障害のため定期的な通院が必要な私でも無理なく働くことができています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

生まれ育った県に貢献できるという魅力があると感じています。今でも住みやすく魅力ある栃木県ですが、より良い栃木県にしていくため、あらゆる角度からアプローチするのが県職員の役目だと思っています。まだ異動の経験がないので、これから様々な分野で仕事をしていくのが楽しみです。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

県内企業のテレワーク導入プロセスを「テレワーク導入事例集」としてまとめる業務を担当しました。電話することが難しいため、委託先の担当者とメールで地道に校正を行ったことが大変でした。完成した事例集を見た上司から、「分かりやすくまとまっているね」と声をかけていただき、やりきったことへの達成感を味わいました。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

県の仕事では、連絡手段として電話を使用することが多いです。私は電話することが難しいため、電話応対は他の方にお願いしています。配慮いただいていることへの感謝の気持ちを忘れないことと、私でもできる仕事は率先して行うことを心がけています。また、耳から入ってくる情報が少ないため、自ら知識を吸収することも大切にしています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

動物が好きなので、仕事後や休日はペットたちと触れあったり、動物園に行ったりして、仕事の疲れを癒やしています。自己啓発として「愛玩動物飼養管理士」等の動物に関わる資格の取得を目指し、日々勉強しています。

Q.県職員(障害者選考採用)を目指している方へのメッセージをお願いします。

障害があっても自分に合った仕事が、県庁にはたくさんあります。これからDX化が進むと、これまで障害が壁となって困難だった仕事でも、できるようになる日が来るかもしれません。自分らしく働きつつ、栃木県を魅力あふれる県にしていきましょう!

職員インタビュー③(特別枠試験(行政))

産業事故の未然防止により、くらしと経済を支えます!

 

産業労働観光部 工業振興課保安担当

入庁年度

令和4年度

異動経歴

R4~ 現所属

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

私は、高校卒業まで栃木県、大学4年間を県外で過ごしました。大学2年生の時、栃木県出身の学生と経営者で意見交換をする「栃木 大会議」というイベントに参加し、栃木県の地域課題の解決に向けて活動をしている学生団体と交流したことをきっかけに、「自分も栃木県のために何かがしたい!」と考えるようになりました。その後、就職活動をしていく中で栃木県に一番関わることのできる仕事は県職員ではないかと考え、県職員になろうと決意しました。

Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。

私は民間企業と栃木県庁を併願していましたが、基礎能力検査が民間企業の採用試験と非常に近いものであり、専門試験もなかったため、負担は重すぎず、余裕を持って試験に臨むことができました。そのため、口述試験の対策にも時間を割くことができ、試験本番では「栃木県庁で働きたい!!」という気持ちを試験員に対して精一杯伝えることができたと思っています。また、試験日程が通常の公務員試験よりも早いため、就職活動を早く終えることができました。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

保安担当に配属され、産業保安に関する仕事をしています。産業保安に関する行政の役割として、法令に基づく許認可や事業者指導が挙げられます。私は電気工事業に関する許認可や電気工事士の免状の交付に関する仕事を中心に、火薬類やLPガスの事業者への立入検査も担当しています。どの業務も事業者の意見や考え方に直接触れることになるので、とても勉強になります。また、職場の雰囲気は明るく、分からないことなども聞きやすいです。

Q. やりがいを感じるのはどのようなときですか。

私がやりがいを感じるのは、感謝を伝えられるときです。メインで担当している「電気工事業関係の許認可」は高齢の申請者の方が多く、電話での問合せが多い仕事です。申請等の手続きが複雑であるため、「一つ一つの仕事に全力で取り組む」という目標の下、ゆっくり丁寧に説明することを心掛けています。ある申請者の方から「丁寧に教えてくれてありがとう」と伝えられた時は、とてもやりがいを感じました。

Q. 県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。

入庁する前は、県職員の仕事は庁舎でずっとパソコンに向かい合っているものだと思っていましたが、県庁に入り業務を始めると出張も多く、県民と接する機会が多い仕事であると分かりました。また、県職員は「お堅い」というイメージを持っていましたが、実際は皆さん優しく接しやすい方ばかりで、とても居心地が良いです。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

「一つ一つの仕事に全力で取り組む」という目標で、日々業務を遂行しています。申請や届出は軽微なものから複雑なものまで様々ですが、いずれも法律で義務づけられたものであり、かつ事業者にとって重要な手続きになります。このような申請等に対して生半可な気持ちで審査することは、事業者に対して失礼だと考え、全ての業務に対して全力で取り組むように心掛けています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

休日は、オートバイに乗ってツーリングをすることが多いです。県内の山道を走ることもあれば、県外に出て海沿いをずっと走ることもあります。夏には特別休暇の1つである夏季休暇を利用して、避暑地に行ってリフレッシュしました。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

県職員の業務は目立つものばかりではないですが、どこかで誰かの役に立っている仕事ばかりです。皆さんと一緒に、栃木県のために仕事ができることを楽しみにしています!!