過去掲載職員インタビュー

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行政(福祉型)

行政(福祉型) 過去掲載職員インタビュー(2023年度掲載)

2023年度掲載 職員インタビュー

職員インタビュー

「誰かの役に立ちたい」思いを仕事に変える

 

保健福祉部県北健康福祉センター 生活福祉課

入庁年度

令和3年度

異動経歴

R3~ 現所属

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

私は大学で社会福祉分野を専攻していました。学んだことを存分に発揮できる仕事に就きたいという思いから、特定の分野にとどまらず幅広い業務を経験でき、自身のスキルアップを目指すことができる福祉行政を志しました。大学進学の際に、生まれ育った栃木県を一度離れたことで改めて県の魅力を認識することができ、大学で学んだことを生かし栃木県に貢献したいとの気持ちが生まれたことが、Uターンを決めたきっかけでした。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

私は現在、生活保護のケースワーカーとして、生活保護を受けている方々の自立に向けた支援を行っています。一言に支援といっても、家庭訪問や面接相談に始まり生活保護費の支給に関する事務まで、業務が多岐に渡ることが特徴です。課員は担当地区こそ違いますが、全員が同じ仕事をしているため、困ったことや分からないことがあれば、お互いに相談し合いながら日々奮闘しています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

支援の中で直面する課題には、様々な要因が複雑に絡み合ったものも多く、一筋縄ではいきません。そうした課題の中で支援の対象となる方が置かれている環境や現状、背景などから問題の原因を探り、自立に向けた支援の輪を形成していくことに大きなやりがいを感じています。業務で多用する生活保護手帳に、書込みや付箋が徐々に増えていくことに自身の成長を重ね、密かに達成感に浸っています。

Q.県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。

入庁して、栃木県で行っている各業務が細分化されていることに驚きました。一人一人の担当業務の積み重ねで栃木県の県政が成り立っており、自分もその一部を担っていることに強い責任感と誇りを持って、日々の業務に当たっています。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

生活保護業務は人の人生に深く立ち入る仕事のため、信頼関係の構築が重要であると考えています。業務に関する知識の習得はもちろんですが、支援を必要としている方々の抱えている問題や思いに誠心誠意寄り添い、支援の過程を同じ歩幅で歩むことを大切にしています。

Q.今後の目標や取り組んでいきたいことは何ですか。

大学で勉強したことを生かし、誰かの役に立つ仕事をすることを目標に掲げ、行政(福祉型)職を志しました。栃木県に入庁し生活保護の仕事に携わっていますが、これからも様々な業務で経験を積む中で成長し、複雑かつ多様なニーズに応え、掲げた目標を達成できるよう努力していきたいと思います。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

アウトドア派のため、休日は外に出かけることが多いです。大学時代を過ごした北海道で出会った釣りという趣味は、常に私の仕事に対するモチベーションを高めてくれています。年次休暇をうまく使い、渓流や湖に出掛け、魚との対話を楽しんでいます。

Q.県職員を目指している方へのメッセージをお願いします。

行政(福祉型)職は、生活保護以外にも児童福祉や高齢者福祉、障害福祉と様々な分野で県民の生活を支える役割を担っており、大きなやりがいに満ちています。皆さんと一緒に働くことができることを楽しみに待っています!