過去掲載職員インタビュー

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総合土木(土木)

総合土木(土木) 過去掲載職員インタビュー(2023年度掲載)

2023年度掲載 職員インタビュー

職員インタビュー①

栃木の未来へつなげるインフラを整備します!

 

県土整備部宇都宮土木事務所 整備部整備第二課

入庁年度

平成25年度

異動経歴

H25~ ⽇光⼟⽊事務所整備部整備第⼆課
H28~ ⼤⽥原⼟⽊事務所企画調査部企画調査課
H31~ 道路保全課計画保全担当
R4~ 現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

道路の改良や歩道整備、無電柱化のための電線共同溝整備などの計画のほか、工事の発注・監督などを行っています。
事業箇所の調査や現場の立会い、地元住民の方への事業説明などで、事務所の外に出る機会が非常に多いです。
職場の雰囲気はとても和やかで、業務を進める上で「困った!」や「あれ?」と思うことがあればすぐに声を上げて、皆で考え教え合えるような環境です。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

日光土木事務所では、通学路の歩道整備工事や河川の災害復旧工事、大田原土木事務所では、所内の連絡調整や那須地域の渋滞対策検討、道路保全課では、県内の街路樹の管理計画策定や道路管理システムの保守管理などを経験してきました。
所属により業務が多種多様であり、異動のたびに新鮮な気持ちで仕事に臨むことができています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

監督した工事が完成したり、策定した計画が公表となったりと、仕事の成果が目に見える形で現れるときです。図面上でイメージしていたものが完成し、実際に県民の皆様に利用いただいている様子を目にしたとき、最もやりがいを感じます。
また、仕事の成果が地図に残るのも、土木職の魅力の一つだと思います。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

仕事の結果が県民の皆様の目に触れやすいので、良い反応もあれば、時には厳しい御意見をいただくこともあります。その都度基準や法律をおさらいしたりと、日々学ぶことが尽きません。
また、業務の中で特に印象に残ったことと言えば、那須地域の渋滞対策の検証のため、何度も九十九折り(つづらおり)の県道を往復したことです。山道の運転への耐性がつきました。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

公益のための仕事というのが、民間との一番の違いだと思います。利便性や安全性の向上のため、いかに交通網を整備するか、整備した道路や橋などのインフラをいかに長く維持するか、洪水や土砂災害の被害をいかに防ぐかなど、公務員として働く上では県民の皆様の生活基盤や命を守るという使命感が必要になると思います。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

公務員の業務は、県民の皆さんが納税された⼤切な税金を活用するものであるため、コスト意識は常に持ち続けています。
また、一つ一つの仕事を自己成長への足掛かりとして取り組むよう意識しています。何か問題に直面した時は成長のチャンスと捉え、経験を積み重ね、得た知識を身につけ、何でも吸収していくよう⼼掛けています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

ヴァイオリン演奏が幼少期からの趣味であり、休みの日にはオーケストラに参加したり、演奏会を聴きに行ったりしています。演奏会の本番前などは、時間休を取って早めに帰宅して練習するなど、柔軟な有給休暇の取得が出来るのも公務員ならではのメリットだと感じています。

職員インタビュー②(社会人対象試験(総合土木))

当たり前の暮らしを作り、大切に守り続けることができる仕事

 

県土整備部道路保全課 計画保全担当

入庁年度

平成29年度

異動経歴

H29~ 大田原土木事務所 保全部 保全第一課
R2~  現所属

Q.採用試験のハードルはどのように感じましたか。

 関西地方出身で、移住(Iターン)を前提とした受験のため、移動は大変でしたが、第1次試験は教養試験と論文試験のみであったことから、プライベートの時間を割いて専門試験対策を行う必要がなく、受験へのハードルは他自治体よりも低く感じました。
 社会人対象採用試験であることから、第2次試験の口述試験では筆記での専門試験に比べ、土木行政での実務上必要不可欠な知識を問う質問が多くあり、土木行政を行う上で必要な能力を的確に試験していただいた印象です。

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

前職は出身地の市役所の土木職として、道路の維持補修工事や道路改良工事などに携わっていました。
前職では規模の小さな維持補修工事が多く経験できる一方で、大規模な道路構造物を作る工事や防災工事、河川工事等を経験できず、大規模な土木工事を経験したいと感じていました。そこで、市ではなく県であれば、大規模な土木施策に設計段階から携わることができ、多くの方の生活に貢献できるという点に魅力を感じ、県職員になりたいと考えました。

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気を教えてください。

現在は、道路アンダーや地下道の長寿命化修繕計画の策定、道路アンダー補修工事や道路標識の更新工事などの予算管理を担当しています。道路保全課は、土木構造物全般の維持管理を行っており、老朽化対策以外にも冠水対策や防災対策など、土木行政が抱える問題の大部分を扱っています。
職場は若い職員も多く、栃木県の土木構造物の将来を真剣に考える際にも複数人でアイデアを出し合うなど、非常に風通しの良い職場です。

Q.民間で働く場合との仕事の違いや、これまでの社会人経験が生きていると感じることについて教えてください。

民間企業では様々な現場条件に合わせて、基準や指針、規則などに則り、安全に工事を行います。一方、自治体では現場条件に向き合いながら工事を行うことはもちろん、時には基準そのものを見直す等の改善策を検討することもあります。仕組みを変えていけるのは自治体で働くことの醍醐味の一つだと考えています。

Q.県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。または、県職員の魅力は何だと思いますか?

県職員の一番の魅力は、道路・河川・砂防施設など、多様な業務に携われることだと思います。
また、県職員のイメージも含め、栃木県の県民性として内向的な方が多いと考えていましたが、そのようなことは全くありませんでした。普段から冗談を言い合うなど、個性的でユーモアがある方が多く、想像していた以上に風通しが良くて、楽しい職場環境だと感じました。

Q.仕事でやりがいを感じるときや、今までに印象に残っていることを教えてください。

土木行政に携わる以上、やはり工事の完成が一番やりがいを感じる瞬間です。また、令和元年に台風による豪雨災害を経験し、河川や道路の被災箇所の調査や、応急的な復旧作業を指示するなど、土木行政が県民の生活に直結していることを強く感じ、仕事に対する責任感を再認識する機会となりました。

Q.県職員の福利厚生は充実していると思いますか?

通常の有給休暇のほか、子どもが風邪を引いたときなどに取得できる「子の看護休暇」制度も設けられているため、有給休暇は自分自身のリフレッシュのために活用するなど、計画的に取得する休暇と切り分けることができています。

Q.社会人対象採用試験の受験者へのメッセージをお願いします。

当初は、Iターンである自分にとっては新天地となる栃木県での勤務は不安で戸惑いましたが、社会人対象試験の採用者をはじめ、転職を経験した職員が意外にも多く、とても安心しました。また、県外出身者も多く、とても働きやすい組織です。皆さんもこれまでの経験を生かし、栃木県のために一緒に働きましょう。