過去掲載職員インタビュー
2022年度掲載 職員インタビュー
職員インタビュー
一人一人の心に丁寧に寄り添う仕事です!
保健福祉部 障害者総合相談所 発達・高次脳機能障害支援課
入庁年度
平成22年度
異動経歴
H22~ 県南児童相談所 判定指導課
H25~ 中央児童相談所 相談調査課
H28~ 中央児童相談所 判定指導課
H29~ 県南児童相談所 判定指導課
R3~ 現所属
Q.現在の担当業務と職場の雰囲気について教えてください。
発達障害児者とその家族等から、発達障害の特性理解やその対応、日常生活や就労に関すること等の相談に応じています。丁寧な支援を行うため、保健・医療・福祉・教育・労働等の関係機関とも連携しています。さらに、家族支援プログラム、発達障害の普及啓発セミナー、市町をはじめとした地域の支援者向け研修も担当しています。職場はアットホームな雰囲気で、頼りがいのある先輩方から助言をいただき専門性を高めています。
Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。
児童相談所では、児童福祉司として児童虐待や非行相談等、お子さんに関する様々な相談に応じました。お子さんや家族の話を丁寧に聞き取り、問題や課題を整理した上で、関係機関と連携して必要な支援を行いました。施設入所等で生活が変わるお子さんに対し、年齢に応じて気持ちの整理を行う等、一人一人を大切にしたケアを行いました。
Q.県職員(心理職)の魅力は何ですか。
県の心理職は、保健福祉のセーフティーネットとして県民の方々と直接関わる仕事をしたり、関係機関向けの研修等を企画したりと、様々な業務を担っています。心理の専門スキルを習得するだけでなく、人と地域資源をつなげる、接着剤のような役割を担えることも魅力的です。多くの職種の方々と連携するため、日々新しい発見があり、視野が広がります。
Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。
児童相談所では、様々なお子さんと出会い、悩みながら解決に向けて奔走してきました。自立して関わりが終わった後に児童相談所に来て、運転免許取得を報告する子、仕事を頑張っていることを自慢する子など、いろいろな再会の喜びを味わうことがありました。自分の足で今を生きている姿と、誇らしげな笑顔が今でも忘れられません。
Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。
人事異動があるため、障害福祉や児童福祉、精神保健福祉等、様々な領域の仕事に挑戦することができます。配属先により支援する相手や求められる業務が異なるため、慣れるまで戸惑いを感じることもありますが、先輩方に相談したり県内外の研修に参加したりと、学習機会も充実しており、スキルアップにつながります。
Q.仕事を進める上で心がけていることや大切にしていることは何ですか。
相談業務では明確な答えが出ず、問題解決に時間がかかることもあります。様々な困難を抱えながらも相談を継続していること自体が、相談者の力だと思います。そうした強みを引き出す声かけや、本来持っている力を発揮しやすい環境を整え、相談者が自分の力で“できた”と感じられる機会をたくさん作ることを意識しています。
Q.リフレッシュにはどんなことをしていますか?
美味しそうなお料理や新しくオープンしたお洒落なお店を見つけて、食べ歩きを楽しんでいます。最近はテイクアウトが充実しているため、美味しいものをお家でゆったり食べられる幸せを味わっています。