過去掲載職員インタビュー

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林業

林業 過去掲載職員インタビュー

2022年度

林業職員インタビュー

とちぎの新しい森林・林業を次世代へ!

 

環境森林部 森林整備課 森づくり担当

入庁年度

平成26年度

異動経歴

H26~ 県西環境森林事務所 森づくり第三課
H29~ 林業木材産業課 低コスト林業推進担当
H30~ 林業木材産業課 循環型林業担当
R3~ 現所属

Q.現在の担当業務と雰囲気を教えてください。

林業に欠かせないスギ、ヒノキなどの苗木を安定的に確保するため、生産から需給調整に関する業務を担当しています。特に、花粉症対策として花粉の少ない品種の苗木生産を促進しています。また、エリートツリーと呼ばれる、成長や品質に優れた苗木を早期に普及させるため、関係機関と連携し採種園の整備を進めています。職場は業務の不安や悩みを相談しやすい環境であり、安心して業務に取り組むことができています。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

県西環境森林事務所では、崩れた山林の復旧や土石流などを防ぐための森林土木工事を担当し、山地災害の発生時には、職場が一体となって復旧に尽力しました。また、林業木材産業課では、林業の経営に必要な林道、作業道の開設支援、それに係る予算管理のほか、林業・木材産業の普及啓発のため、イベントを活用しパネル展示などによるPRを行いました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。また県職員の魅力は何ですか。

事業の実施や普及啓発には多額の予算が必要となりますが、公金を使う立場を自覚し、工夫とアイディアにより限りある予算を有効活用できたときにやりがいを感じます。また、個々のアイディアを組織の議論に発展させることで、県の施策や予算などに反映することができ、様々な角度から栃木の森林・林業に携われることが県職員の魅力です。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

防災・減災に関する業務で、小学生を対象に森林の働きや土砂災害への備えの重要性を伝える出前講座を行った際、専門用語を使わずに誰もが理解しやすい言葉で説明することの難しさを実感し、その大切さを学びました。森林・林業に馴染みのない方々と話す機会も多いため、相手の目線に立って説明することを意識しています。

Q.県職員(林業職)の魅力は何ですか?

林業職の仕事は多岐に渡る分野の知識が必要となります。その分、幅広い知識や経験が得られ、自分自身の成長を実感できることが大きな魅力です。また、実務経験が一定以上になると、森林所有者等へ森林・林業に関する技術、知識の普及や森林施業に関する指導を行う林業普及指導員の資格試験を受験することができます。

Q.仕事を進める上で心がけていることや大切にしていることは何ですか。

仕事を円滑に進めるため、組織としての協調性や職員間のチームワークを大切にしています。大変な仕事も前向きに取り組み、一つずつ課題を解決しながら進めています。関係機関、業務関係者等と連携して進める仕事が多いため、日頃からコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築けるよう心掛けています。