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警察行政

警察行政 過去掲載職員インタビュー(2023年度掲載)

2023年度掲載 職員インタビュー

職員インタビュー

「人のために働く」を体現できる場所

 

警察本部警務部警務課 給与係

入庁年度

平成23年度

異動経歴

H23~ 宇都宮南警察署交通課
H24~ 警察本部刑事部鑑識課
H29~ 警察本部警務部警務課
H31~ 栃木警察署会計課
R4~ 現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

職員の退職手当の支給手続きと公務災害の申請手続きを担当しています。退職手当はこれまで治安維持に尽力された方々へ、感謝の気持ちを持って手続きを行っています。公務災害は、公務中や通勤中にケガをした際に、治療費等の不安がないよう補償手続きを行います。警察はチームで物事に対応することが多いので、自然と会話が増え、家族のような一体感があります。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

警察署では、車庫証明などの許認可事務、遺失拾得物の取扱い、職員の給与支給に関する事務、物品購入等の支出事務を担当しました。県民と関わる仕事が多く、自分が警察署の顔であるという意識を持ち、丁寧な対応を心掛けました。鑑識課では遺留指紋の鑑定を行いました。事件の早期解決に結び付くよう、犯罪現場に残された1つ1つの遺留指紋と真剣勝負の日々でした。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

事案発生時の事件や事故の処理は主に警察官が行いますが、解決に導くためのプロセスには警察行政職員の力が必要不可欠です。管内で事件や事故が起きた際には、自分が何をすべきか、何ができるかを考え、必要になる物資の調達や、関係所属への連絡を行うなど、事案の対応をします。事案が1つ終わるたび達成感があります。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

鑑識課に所属していた際、犯罪現場の遺留指紋から犯人の指紋を割り出し、事件解決の端緒になることがありました。特殊な仕事でしたが、やりがいと誇りの持てる仕事でした。また、採用業務をしている時は、多くの説明会で、警察職員について説明しましたが、働きがいや魅力がうまく伝わったか、いつも不安でした。しかし、採用した職員と同じ所属になった際に、「あの説明会で受験を決めました」などの言葉をもらったときはとても嬉しかったです。警察行政は様々な仕事があり、やりがいを感じられる職種です。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

人のために働くという意識を持つことです。「こうすると助かるかな」「こうすれば手続きがスムーズになるな」など、人のことを考えて仕事をすれば、結果的に自分の仕事が進めやすくなります。もう一つは根拠をもって仕事をすることです。どの所属でも、職員や県民を問わず、問合せは必ずあります。あやふやな回答ではなく、分からなければ調べてから回答をします。自分で調べて分からなければ、同僚、上司に相談し、チームで対応します。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

栃木県警察では、職員の働きやすい職場環境作りが進められています。私自身も、本年第一子が産まれたことから、育児休業を取得します。
休日は、家族3人で公園を散歩することが夫婦の楽しみです。