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獣医師 過去掲載職員インタビュー(2023年度掲載)

2023年度掲載 職員インタビュー

職員インタビュー

検査・研究・指導を通して栃木の畜産を守ります!

 

農政部県央家畜保健衛生所 家畜保健部防疫第一課

入庁年度

平成27年度

異動経歴

H27~ 県北家畜保健衛生所防疫課
H30~ 県央家畜保健衛生所家畜衛生研究部微生物研究室
R4 ~ 現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。また、職場の雰囲気について教えてください。

養豚の飼養衛生管理に関する畜産農家への指導のほか、豚熱ワクチン接種に関する業務を担当しています。
非常に風通しが良い職場で、上司や同僚と話し合いながら業務上の問題点を解決する場面が多くあります。また、獣医師が多く在籍しており、専門用語が飛び交うことも多いのが特徴です。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

県北家畜保健衛生所防疫課では、飼養蜂や馬の感染性疾病の検査を担当したほか、調子を崩した家畜がどんな病気に罹っているかを調べ、原因を究明する業務を経験しました。県央家畜保健衛生所微生物研究室では、家畜の細菌疾病の検査・研究を担当しました。研究では特に牛の呼吸器病の原因菌を早期特定する技術を確立し、畜産農家の経済的被害を軽減することに繋がりました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。または県職員の魅力は何ですか。

獣医師職の魅力は、様々な業務に携われることです。家畜保健衛生所の業務としては、家畜の病気の検査・研究、畜産農家への指導のほかに、動物用医薬品販売店の許認可や動物病院の監視指導があります。また、獣医師の活躍の場として、動物愛護や食品衛生の許認可業務があり、幅広い業務を経験することができます。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

豚熱など、特定家畜伝染病発生時の防疫対応業務です。県の関係機関のみではなく、市町や関係団体など、県職員以外の方と事前に発生時を想定した演習を行っていましたが、実際に発生した際は、突然の発生にも関わらず、県職員以外の方にも御協力をいただき、スムーズに対応できました。引き続き、様々な機関と連携を取りながら、家畜伝染病の発生予防対策に取り組んでいきたいと思います。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

民間の場合、動物病院などで臨床獣医師として「動物」のために働くことが多いと思いますが、公務員の場合、動物だけではなく、家畜の飼養者やその先の生産物を食べる「人」のために働くことが大きな違いかと思います。また、検査・研究・指導・許認可など、様々な業務を経験できるため、幅広い分野で活躍したい方におすすめです。

Q.仕事を進める上で心掛けていることや大切にしていることは何ですか。

年次休暇は1時間単位から取得できるため、計画的に年次休暇を取得てきます。また、育休・産休等が取得しやすい環境であると思います。民間企業に比べて福利厚生も充実しているので、近年は女性職員の活躍が特に多い職場であると感じます。現在の職場にも、多くの女性職員が勤務しています。

Q.仕事以外の生活について教えてください。

毎週土日に、趣味のチェロやテニスを練習しています。また、新型コロナウイルス感染症発生前は、足繁く旅行に出掛けていました。また、動物が非常に好きで、動物園や水族館巡りに多くの時間を費やし、リフレッシュしていました。