過去掲載職員インタビュー

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獣医師

獣医師 過去掲載職員インタビュー

2022年度

職員インタビュー

とちぎの健康を支える仕事です!

 

保健福祉部 食肉衛生検査所 検査第一課

入庁年度

平成25年度

異動経歴

H25~ 動物愛護指導センター普及指導課
H28~ 生活衛生課 衛生・水道担当
H31~ 宇都宮市派遣(宇都宮市食肉衛生検査所)
R2~ 現所属

Q.現在の担当業務について教えてください。

と畜検査員として、出荷された牛や豚の生体検査や、と畜後の内臓・枝肉等の検査を行っています。病気が疑われる場合には精密検査を行い、その結果によっては廃棄処分とするなど、安心・安全な食肉の流通に深く関わっています。また、衛生的に作業が行われているかを点検・指導する業務も行っています。職場は獣医師が多く、知識と技術を共有しながら経験を積める環境です。現場では連携して取り組む業務も多く、明るい雰囲気の職場です。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

動物愛護指導センターでは動物を飼育する際の知識や心構えに関する講習会の開催や、様々な動物取扱業関係施設の監視指導を行いました。生活衛生課では、理美容や公衆浴場、旅館、民泊、クリーニングなどに関する法律を担当しました。意外な組み合わせのようですが、どれも公衆衛生と深く関係しているという共通点があります。

Q.県職員の魅力は何ですか。

数年ごとの異動は一から覚えることもあるので大変ではありますが、新鮮な気持ちを持ち続けながら仕事ができるのは大きな魅力だと思います。また、それぞれの職場の経験を生かしながら次の職場で活躍の場を広げていく中で、自分に向いていることや足りない部分に気づく機会にも恵まれていると思います。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

動物愛護指導センターでは、譲渡先で人と動物が幸せに過ごす様子を知ることが大きな励みになりましたし、センターの事業に協力して下さる方々と関われたことが印象に残っています。また、動物に関係した電話相談を受けたとき、「話を聞いてもらって辛い気持ちが軽くなった」と言っていただけたときは嬉しかったです。

Q.県職員ならではの仕事はありますか?

県職員の獣医師にしかできない仕事がたくさんあることを実感しています。特に公衆衛生は、行政の果たす役割がとても重要な分野だと思います。「狂犬病予防員」や「と畜検査員」として法律に基づいて業務を行うことは民間ではできない貴重な経験ですし、動物や公衆衛生の知識が人の健康を支えることに直結しています。

Q.仕事を進める上で心がけていることや大切にしていることは何ですか。

自然災害や家族の急病などで急に仕事を休まざるを得ず、冷静に色々なことを考える余裕もなかった経験があります。そのときにすぐに業務を調整していただいたり、私の体調を気遣っていただけたことは本当にありがたかったです。多大な御迷惑をおかけしましたが、私も積極的にフォローする側にまわれるよう、余裕をもって仕事を進めることを心がけています。

Q.私生活の充実のため取り組んでいることはありますか?

今の職場では現場で動く時間が長いことをきっかけに、日々の食事を意識するようになりました。毎日お弁当を作って食材の栄養や使いまわしを考えたり、休日には時間をかけて料理をすることなどが楽しみになっています。