過去掲載職員インタビュー

ホーム

栃木県職種一覧

保健師

保健師 過去掲載職員インタビュー

2022年度

職員インタビュー

県民のこころと体の健康を支えます!

 

保健福祉部 県東健康福祉センター 健康対策課

入庁年度

平成26年度

異動経歴

H26~ 県南健康福祉センター 健康支援課
H30~ 障害福祉課 企画推進担当
H31~ 障害福祉課 精神保健福祉担当
R3~  現所属

Q.現在の担当業務について教えてください。

指定難病患者の医療費助成申請の窓口業務や家庭訪問による個別支援、関係者向けの研修会やネットワーク形成のための会議を担当しています。難病患者とその家族が地域で安心して療養生活を送れるよう、市町や医療機関と連携し、より良い支援体制を考えています。また、在宅人工呼吸器装着患者が災害時に円滑に避難行動をとれるよう災害時個別支援計画の策定を行っています。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

健康福祉センターでは母子保健や精神保健福祉業務を経験し、本庁では精神障害者の地域移行支援や依存症対策等を経験しました。また、西日本豪雨での被災地保健師派遣や令和元年東日本台風での災害対応を経験しました。経験豊富な先輩や頼りになる同僚が周りにたくさんいるので、相談にのっていただきながら前向きに業務に取り組めています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

県の保健師には広域性・専門性を活かした地域保健活動の展開が求められますが、多くの人との出会いや経験によって自分自身を成長させることができます。家庭訪問など地域住民の生活の場に入った活動を通して、地域の健康課題を把握し、施策につなげることができる、やりがいのある仕事です。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

精神科に長期入院している方の退院支援に携わったことです。病院や市町、相談支援事業所等の関係機関と連携し外泊体験等を繰り返す中で、徐々に地域での生活に自信をつけていく姿は印象的でした。退院したいと思う患者が地域で安心して自分らしく暮らすための環境づくりの重要性を実感するとともに、その実現のために県の保健師として自らが果たすべき役割を再認識する機会となりました。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

健康福祉センターや本庁、児童相談所など、配属先が複数あり、異動により様々な業務に従事できます。また、健康福祉センターでは、母子保健、精神保健福祉、感染症予防、栄養難病、健康危機管理等の幅広い業務があることに加え、配属先によっても地域性が異なるため、保健師として視野を広げることができ、成長の機会が多くあります。

Q.仕事を進める上で心がけていることや大切にしていることは何ですか。

自分の考えや価値観を押しつけた支援にならないよう、相談者の話をよく聞き、相手に寄り添うことを心がけています。また、どの業務も一機関で出来ることには限りがあるため、関係機関等との連携が必要になります。住民や関係機関の方々との出会いや、共に試行錯誤した経験、築いたつながりは保健師活動をする上での大切な財産となっています。

Q.リフレッシュにはどんなことをしていますか?

休みの日は近隣の観光名所やおいしいお店を巡るなどしてリフレッシュしています。健康を支えるためには、自らのこころと体も健康であることが重要です。仕事と同じくらい、好きなものや家族・友人との時間も大切にしています。