過去掲載職員インタビュー

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畜産 過去掲載職員インタビュー

2022年度

職員インタビュー

とちぎの畜産の持続的な発展のために

 

農政部 那須農業振興事務所 企画振興部 企画振興課

入庁年度

平成26年度

異動経歴

H26~ 畜産酪農研究センター 芳賀分場 肉牛飼養研究室
H28~ 畜産酪農研究センター 情報企画課 肉牛研究室
H30~ 畜産振興課 生産流通担当
R3~ 現所属

Q.現在の担当業務と職場の雰囲気について教えてください。

畜産関係の施設整備事業や家畜防疫対策など、畜産農家が今後とも安心・継続して経営に取り組むための支援を行っています。職場は、経験の長い先輩方が多く、困っていることや疑問点を気軽に相談したり、方向性を議論できる明るい雰囲気です。農業振興事務所は、畜産職だけではなく、行政職、農業職、総合土木(農業土木)職、水産職など様々な職種の職員がいるので、仕事のやり方や考え方について新しい視点を学ぶことができます。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

畜産酪農研究センターでは、肉用牛の飼養管理に関する研究を行い、飼養管理がうまくいっていない農家に対しては普及指導員とともに指導・助言を行いました。また、畜産振興課では優良な繁殖雌牛導入への支援や肉用牛の能力向上を目的とした共進会の開催支援を行うなど、研究から事業の遂行まで幅広い業務に携わりました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

所属によって担当する業務も一緒に仕事をする方も多岐にわたるので、様々な知識や対応力が要求されます。その分、仕事に対する達成感が得られますし、多様な業務や人との交流を通じて、自分自身も知見を高めることができるところに魅力ややりがいを感じます。そのような中で今まで築いてきた人脈はとても大切な財産になります。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

現在の所属に4月に配属されてまもなく、管内の養豚場で豚熱が発生し、家畜防疫対策の主担当として、関係各所との連絡調整や防疫措置に係る進行管理・運営を行いました。業務についての知識がまだ浅かったため、調整がうまくいかず、苦労することもありましたが、事務所や関係する方々の協力により、無事防疫措置を完了することができました。
また畜産振興課では、異動して1年目にTPP11協定が発効されることになり、養豚経営への生産振興として新規の支援事業を立案しましたが、今までにない試みでしたので、参考になる資料があまりなく、上司と課題を洗い出し、事業効果などを整理することで事業化に無事漕ぎ着けました。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

栃木県の畜産は、本州一とされる酪農をはじめ、肉用牛・豚・鶏についても生産が盛んであるため、家畜伝染病が発生した場合には、畜産業はもとより、地域全体へ大きな影響を及ぼします。そのため、地域の畜産農場や関係機関などと一体となって、家畜伝染病の発生予防対策や発生に備えた対策を行っています。このように地域で連携して課題解決に取り組むことができるのは県職員ならではの仕事だと思います。

Q.仕事を進める上で心がけていることや大切にしていることは何ですか。

自分の担当する業務などが県内の畜産振興に貢献できるものか、また生産者の方にどう活用できるかなど常に現場を考えながら仕事をするように努めています。

Q.リフレッシュにはどんなことをしていますか。

休日には、趣味の山登りやキャンプ、旅行に行ってリフレッシュしています。コロナ禍以前は、仕事の状況をみて、可能な時には連休を取って毎年、海外旅行へ行っていました。