過去掲載職員インタビュー

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行政(福祉型)

行政(福祉型) 過去掲載職員インタビュー

2022年度

職員インタビュー

日々の暮らしを支える仕事

保健福祉部 中央児童相談所 相談調査課

入庁年度

令和3年度

異動経歴

R3~ 現所属

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

私は、東京の大学で社会福祉の勉強をしていました。将来は児童福祉分野に携わりたいという思いがあり、その中でも、児童相談所等行政の立場から、子どもたちの暮らしを支える仕事がしたいと考え就職活動をしていました。県外での就職も考えていましたが、栃木県で行政(福祉型)の採用が始まったと知り、愛着のある、住み慣れた地元で仕事がしたいと思い、栃木県職員を志望しました。

Q.現在の担当業務を教えてください。

現在は地区担当のケースワーカーとして、家庭での生活が難しい児童の支援等を行っています。子どもやその家族の人生に関わる仕事であり、壁にぶつかることも多いですが、分からないこと・悩んでいることを相談すれば、先輩方がその都度真剣に考えて応えてくださるため、安心して業務に取り組むことができています。また、若手職員や同期も多い職場であり、何気ないことも共有し相談しやすい環境であると感じています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

現場では、厳しい言葉を受けたり対応に行き詰まったりと、日々自身の力不足を痛感していますが、どのような状況であれ、子どもたちの笑顔を見られた時にはやりがいを感じます。また、関わっていた子どもやその家族が、その後落ち着いた生活を送っていることを確認できた際には、この仕事の意味を感じることができます。

Q.県庁に入る前と後でイメージは変わりましたか。

行政(福祉型)の採用が始まったばかりということで、入庁前は、どのように受け入れられるのか、専門性が生かせるのか等の不安がありました。実際に働く中で、福祉に関することを先輩から質問されたり、様々な仕事を任せられたりと、行政(福祉型)としてのやりがいや責任感を感じています。
福祉型の同期は、社会福祉士や保育士等の資格、福祉現場での勤務経験を活かしながら、それぞれの現場で活躍しています。

Q.仕事を進める上で心がけていることや大切にしていることは何ですか。

1つは、チームで仕事を進めることを心がけています。少しでも疑問や不安に感じたことはすぐに上司と共有し、何が最善であるかをよく考えて対応するようにしています。もう1つは、自分のこころとからだを大切にすることです。対人援助の仕事は心理的な負担を感じる場面も多いですが、仕事とプライベートの切り替えを大切にし、休日はしっかりと休み、自身が健康で仕事に臨めるようにしています。

Q.リフレッシュにはどんなことをしていますか?

高校生の時に野球部のマネージャーをしていたこともあり、週末は草野球チームの試合を観に行くことも多いです。また、緊急事態宣言が出ていない時期には、休暇を取得して少し遠くへ旅行に行ったり、ドライブをしたりしています。同期と食事に行くことも、休日の楽しみの1つです。

Q.行政(福祉型)を目指している方へのメッセージをお願いします。

行政(福祉型)の採用は始まったばかりですが、福祉の現場経験が長い職員も多く、様々なことを学びながら自身の専門性も高めることができると思います。また、福祉型採用の職員に限らず、様々な経歴をもつ職員が多いため、良い意味で刺激を受けながら、職員同士支え合いつつ業務に励んでいます。試験勉強は大変かと思いますが、現場で一緒に働けることを楽しみにしています!