過去掲載職員インタビュー

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総合土木(土木)

総合土木(土木) 過去掲載職員インタビュー

2022年度

職員インタビュー①

“ONE TEAM” で安心・安全なまちづくりを!

 

県土整備部 鹿沼土木事務所 整備部 整備第一課

入庁年度

平成31年度

異動経歴

H31~ 現所属

Q.現在の担当業務を教えてください。

通学路の歩道整備や、自然災害から人々を守る砂防施設整備などの各事業において、関係者との調整や設計検討、工事発注、現場監督などを行っています。また、台風等によって道路や河川が被災した際には災害復旧業務も担当しています。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

自分の担当した工事が無事に完了した時です。完了した現場を確認に行った際、地元の方から「安全に通れるようになって良かった。ありがとう。」と声をかけていただいた時は頑張って良かったと思いました。時には厳しい意見をいただくこともありますが、今後も安心・安全のまちづくりのため、日々頑張っていきたいです。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

入庁した年の10月に起こった令和元年東日本台風の災害対応業務です。災害が起きてからの数ヶ月は復旧の為に奔走しました。この経験を通じて、県民の方々が安心して暮らせる環境づくりをしたいという思いがより一層強くなりました。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

私は民間企業で約5年間働いたのち栃木県へ入庁しました。職種にもよるかとは思いますが、地元の方々と直接触れ合い、意見や要望に直に応えることができる点は、この職種ならではだと思います。

Q.仕事を進める上で心がけていることや大切にしていることは何ですか。

相手の立場に立って考えることです。入庁した最初の年に「今の素直な考えを大切にしてほしい。」と先輩に言ってもらったことが印象に残っています。今後仕事を進めていく中で「自分の中では当たり前であることも、周りから見れば当たり前ではないかもしれない。」ということを忘れず、今後も仕事に取り組んでいきたいです。

Q.リフレッシュにはどんなことをしていますか。

仕事の調整ができれば休暇も問題なく取れますので、職場メンバーや友達とゴルフに行ったり、家族旅行でいろいろなところを訪れたりしてリフレッシュしています!最近はコロナの影響でなかなか行くことができませんが、落ち着いたら思う存分楽しみたいですね!

職員インタビュー②(社会人対象試験(総合土木))

とちぎの未来を築く仕事

県土整備部 技術管理課 技術調整担当

清水 智(しみず さとし)

入庁年度

平成27年度

異動経歴

H27~ 日光土木事務所 整備第二課
H30~ 福島県 いわき建設事務所 復旧・復興部 道路・橋梁課
H31~ 技術管理課 技術調整担当

Q.社会人対象試験のハードルはどのように感じましたか。

遠隔地からの受験であったため移動は大変でしたが、1次試験では教養試験と論文試験のみであったことから、試験のための特別な準備は必要なく、前職の仕事と両立しながら受験することができました。当時は社会人対象の採用試験を行う県が少なく、かつ、2次試験が個人面接のみであることも受験の動機となりました。

Q.栃木県職員になろうと思ったきっかけは何ですか。

前職は建設コンサルタントとして官公庁発注の砂防、地すべり対策の調査、設計業務に携わっていました。コンサルタントは多くの現場を担当することができる一方、設計した施設の完成を見ることは少なく、業務の区切りで縁が切れてしまうことに寂しさを感じていました。業務を通じて県職員の方とも接する中で、計画段階から施工、維持管理段階まで主体的に携わることができることに魅力を感じ、県職員になりたいと考えました。

Q.現在の担当業務と職場の雰囲気について教えてください。

技術基準類の整備や、建設業の働き方改革、担い手確保に関する取組、他部局発注の土木工事の監理を担当しています。技術管理課の仕事は公共工事全般に関わる内容が多く、要領などを制定する際には担当内で議論を尽くし、より良いものとなるように心掛けています。経験豊富なメンバーが多く、白熱した議論となることもしばしばですが、それだけ皆、真剣に意見を出し合うことができる風通しの良い職場です。

Q.民間で働く場合との仕事の違いや、これまでの社会人経験が生きていると感じることについて教えてください。

前職では請け負った業務を淡々とこなすばかりで自身の考えを成果に反映させる機会は少なかったように思いますが、県職員の仕事は自身の考えを県の施策として取り入れることも可能で、より創造力や実行力が求められます。一方で、現状を把握し、課題解決のための方策を提案するコンサルタントとしてのアプローチは県職員の仕事にも通ずるところがあり、前職での経験を活かすことができていると実感する機会も多くあります。

Q.県職員の魅力は何だと思いますか?

県職員は、多様な業務に携われることとスケールの大きな仕事ができることが魅力であると思います。
土木事務所では、入庁前にイメージしていたとおり、道路や河川、砂防施設の整備など県民により近い立場での業務が主でした。一方、現在の所属は技術基準の整備や建設業の働き方改革、担い手確保の取組など、公共工事の根幹に関わる各種施策を展開しています。

Q.仕事でやりがいを感じるときや、今までに印象に残っていることを教えてください。

入庁直後に平成27年関東・東北豪雨を経験しました。当日は大雨により通行止めとなった区間の夜間規制要員として翌朝まで交通規制を行い、台風が通過してからは通報箇所の確認作業を行いました。
甚大な被害状況に言葉を失いましたが、被害の拡大を防ぎ、一日も早い日常を取り戻すために対応に当たったことは、この仕事の重要性を再認識する機会となりました。平成30年度には自ら希望し、福島県で東日本大震災の復興業務に従事し、津波対策施設整備などに携わることができました。

Q.県職員の福利厚生は充実していると思いますか?

入庁して2人の子宝にも恵まれました。通常の有給休暇に加えて、子供が風邪を引いたときなどに取得できる「子の看護休暇」制度も設けられているため、リフレッシュのための計画的な休暇と切り分けることができる点は大変ありがたいです。

Q.社会人対象採用試験の受験者へのメッセージをお願いします。

県職員の仕事は責任感、やりがいがあり、ワークライフバランスの取れた仕事です。県庁職員への転職を悩んでいるあなた、転職に不安はつきものです。まずは一歩、踏み出してみませんか。