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2022年度掲載 職員インタビュー

職員インタビュー

栃木県に安心安全な電気と水を提供します

 

企業局 電気課 電源開発担当

入庁年度

平成27年度

異動経歴

H27~ 今市発電管理事務所施設第一課
H30~ 今市発電管理事務所板室管理支所
R3~ 現所属

Q.現在の担当業務と職場の雰囲気について教えてください。

老朽化した水力発電所の大規模改修と新たな水力発電所の開発に携わっています。SDGsやカーボンニュートラルの観点から再生可能エネルギーによるクリーンな電力の供給が世界的に求められており、新規発電所の開発はもちろん、古くなった発電所の設備を一新することで電気の安定供給を図っています。
企業局は、同じ電気職の先輩方が多く配属されており、職場の風通しも非常に良く、分からないこともすぐに聞くことができる仕事のしやすい職場です。

Q.これまでにどのような業務を経験しましたか。

今市発電管理事務所では、水力発電所の巡視・点検や工事の設計検討、工事発注、現場監督の業務を行っていました。発電所の巡視・点検では二人一組以上の人数で業務にあたるのですが、経験豊富な先輩方から色々と指導してもらいました。また、場所によっては感電などの危険を伴う箇所もあるため、安全第一を心がけていました。

Q.やりがいを感じるのはどのようなときですか。

発電所の設備は何年も使うものがほとんどで、なかには更新が10年単位となる設備もあります。そのように古くなって塗装も色あせてしまった設備が、自分の発注した工事によってきれいになり安定して稼働を続けていくと達成感を感じます。
また、電気職は学生時代に文字や絵だけで学んだ電気の知識を実際に活用していく業務が多く、非常に面白いと思います。

Q.今までの業務の中で印象に残っていることを教えてください。

入庁した年に経験した、平成27年9月関東・東北豪雨の対応が非常に印象に残っています。あまりにも河川が増水してしまい発電ができず、さらに送電線も停電し、発電所なのに電気がないという状態になってしまい、設備の保守のために一晩発電所に泊まりました。幸い発電所に被害はありませんでしたが、水を制御して活用することの難しさを強く感じました。

Q.民間で働く場合と仕事の違いはありますか。

民間の場合、専門的な分野に特化した業務になることが多いかと思いますが、県庁の場合は電気事業や水道事業など内容の大きく異なる業務に携わることになります。また、電気の知識を生かして環境や防災の仕事に携わる機会もあり、専門分野に限らず、幅広い知識を身に着けることができます。

Q.仕事を進める上で心がけていることや大切にしていることは何ですか。

報告・連絡・相談をかかさないことです。時には、自分の意見が上司の意見と異なることがありますが、組織の目標や方向性を確認できるので手戻りが少なく、資料の手直しにかかる時間も減らすことができます。

Q.リフレッシュにはどんなことをしていますか?

県職員の有志で作った野球チームに所属し、大会にも出場しています。
平日は仕事なのでみんな運動不足気味ですが、怪我のないように気を付けて野球を楽しんでいます。